最近、泣いてない。
自分の生活の時間は流れている。
下を向いてはいられないから。
そんな中、夢を見た。
ケツメイシのさくらの唄が流れる中で、
闘病中の妻と、2人でホームセンターにいた。
歌詞について、そこはそうじゃないよとか、
他愛もない話をしていた。
一緒に歌っていったら、
急に周りに咲いていた桜が散っていって、
桜はなくなってしまった。
いくら探しても見つからなくて。
そしたら感情が込み上げてきて、
桜はなくならないからと、
大泣きしちゃって、
目が覚めた。
やっぱり、泣いていた。
夢の涙は、普段泣けない代わりに、
泣いてくれた証という。
それとも、
妻も病院で一緒に夢を見ていたのかな。
今まではどんな時も、
2人の将来のことしか考えなかったのに、
今は妻がいない生活に慣れることだけ、
それだけを考えている。
当たり前のようにあったはずの、
2人の将来を考えると、
現実に押し潰されそうになるから。
心臓が急に鳴り出して、眠れなくなる。
酷い夫だ…。
考えないようにしては罪悪感を感じて、
また考えないようにして、それの繰り返し。
少しづつ、
考えない時間を作るようにしてる。
そうしないと心が壊れそうで…。
来年もそこにあるか分からないのに、
考えたくない…。
怖いよ。
怖くてたまらない…。
ごめんね…。
何とか眠って、明日になれば頑張るから。
おやすみ。


