今月の室禮(しつらい)
オープンしてから、お釈迦様のお誕生日の4月8日までは、花祭り
の室禮でしたが、翌日4月9日から5月4日までは、端午の節供
の室禮に変わりました。
端午は鎌倉時代から、武家社会の間で菖蒲が尚武に通じることから
男子の成長を願う節供として行われてきました。
五月は田植が始まる時期で田植えをする少女(早乙女)が家に籠って
身を清め、田の神を迎えて祭る風習がもともとあって、それが中国から
伝来した風習と融合して、女性の節供として行われていました。
ですが、鎌倉時代から江戸時代にかけて、菖蒲が尚武に通じることから
男子の成長を願う節供に変わってきた そうです。
今月のごちぜんの室禮は、この端午の節句をおもてなしの気持ちとして
しつらえました。
奉書で折った兜と刀を意味するトクサ。ゼラニウムは葵科の植物ですが、
ひどい日照りでも根が絶えないことから子孫繁栄の願いを、五色の紐は
陰陽五行の木火土金水と五常の仁・礼・信・義・智の意味を込めました。
ご家庭でも、高価な五月人形もいいとは思いますが、親の心のこもった
折り紙の兜はそれ以上のステキな節句になると思いますので、気軽に
室禮してみてはいかがでしょう (^-^)

