死の瞬間とは? | ごーちゃんの肺の多形癌闘病記

ごーちゃんの肺の多形癌闘病記

標準治療が終わり取り敢えず抗がん剤治療を続けています。
来年は無治療にしてQOLを上げて長生きに向けて頑張りたいと思います。
目標の5年生存率の突破に向けて奮闘中です。
諦めない強い心で余生を楽しみたいと思います。

誰もが考え誰もが恐れる『死』

私は一度交通事故で死を覚悟した事がある。 その時は何か温かいものに包まれて凄く心地の良い感じで「このまま死んでもいいな~」と感じた。 

この一瞬が凄く長く感じた。 

体と心が別物のようになり物凄い開放感だったと記憶している。 

さて今回、またまた交通事故により今度は手術をする事になり全身麻酔で行われた。 

「ではこれから意識を無くす麻酔をかけますから」と麻酔科の先生の言葉を最後に記憶が飛んだ。 

わずか3時間だか確かに無の世界にいた。 
無事に成功したから意識がもどったが失敗していたらそのまま死んでいただろう。 

つまり麻酔をかけられて意識がなくなる瞬間が死の境目だったと言うことになる。 

上記であれば死後の世界は存在し開放感のある心地良い世界があるということ。 

また下記であれば死=「無」と言うことになる。 

どちらが正解なのかは死ななければわからない?死んで無ならわからないか(笑)  
この様な体験をすると霊を肯定したり否定したるする気持ちが理解できる。 

死とは一瞬であって恐怖を感じる暇もないと言いたい。 

だから死を恐れる必要はないと思う。 

私の感じた死後の世界は兎に角、解放された空間であった事だけは忘れない。 

成仏とは無であり解放なんだと。