ブックオーナーの本の森です。
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まとまらない人
坂口恭平
以前、徘徊タクシーを読んで名前を知った坂口さん。
不思議な世界感を持った人だと思ってたのですが、この本読んで、なんとも異次元的に強くて、真面目で、優しい人。
そしてこのまとまらなさ加減。
そうだよね、別にまとまらなくていいよね。
悩みを抱えた人がアクセス出来るように、自分の携帯電話番号を公にしてる。
思わずかけてみようかと考えたりします。
やはり人に話せず、辛いと思う日もあるわけです。
知らない人であればあるほど、話を聞いて欲しかったりします。
身近な人には大丈夫なふりをしたいものですから。
大丈夫でなくても。
坂口さんの語りのような文を読んでいると、それで救われたり、楽になる人が多いと思います。
人の全ては救えたり、助けたり出来ないけど、馬鹿馬鹿しい事を話したり、一緒に笑ったり、そんな事で切り替わったりすることはある。
その方がお互い良かったりする。
そんな事を思う本です。
今時書店に置いてます 次回!