2016/5/5~7 上越ショアジギング | 水色深山~ルアー釣りをはじめてみよう~

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主に海のルアー釣りの釣行記とルアー釣りの魅力、自分なりのスタイルやこれから始める方に向けて、発信していこうと思います。

たまにルアー釣り以外やその他のことも書きます。

2016/5/5~7 上越ショアジギング

日時:2016年

5月5日(木)4:30~7:00
天気:晴れ
潮:大潮
風:爆風
温度:17度ぐらい
場所:黒井方面の堤防

5月6日(金)4:30~11:00
天気:曇り晴れ
潮:大潮
風:微風
温度:10~15度ぐらい
場所:黒井方面の堤防→上下浜

5月7日(金)4:30~8:00
天気:曇り時々雨
潮:大潮
風:微風
温度:17度ぐらい
場所:上下浜
 
 3日に渡ってゴールデンウイーク新潟遠征してきました。夜はアジングしてたんですが、それはまた別に書きますね。
 
 毎年5月になると新潟は青物フィーバーになるということで、今年はかなり前から宿を手配して釣行の計画をたてていました。
 現地に到着したのは4日の夕方、この日は偵察ということで、竿は持たずに周囲の状況を確認しました。風はかなりありましたが、夕マズメの堤防でポツポツとイナダが上がっていました。翌日が爆風予報でしたが、何とかできるだろうと予想していました。

 5日の朝は起きてみるとすごい風です。危険を感じるレベルの風が吹いています。とりあえず堤防に行ってみますが、爆風で何がなんだか状態です。28gを投げてみましたが、全く飛びません。しかも海が荒れ荒れの状態で釣りにならない具合でした。魚も全く回って来ませんでした。自分達以外にも堤防で頑張っている人がいましたが、7時ぐらいには全員撤退しました。

 しかし、わざわざ関東から遠征で来ているので、「はい、そうですか」とあきらめるわけにはいきません。偵察できるところは全て偵察してみることにしました。最初、上下浜に行ってみましたが、もう松竹映画かってぐらい荒れてます。2人ほど投げてる人がいましたが、相当命知らずです。その後はアジングの偵察もかねて糸魚川方面に行ってみましたが、どこも暴風でダメでした。
 あとで航空写真を見ていて思ったのですが、上越は東西の風に対してはほとんど風裏になるところがないですね。一箇所がダメだとほぼ全部ダメです。
 5日はこんな状況で全く釣りにならなかったので、翌日にかけます。

 6日は朝からほぼ無風、海も凪で落ち着いています。いかにも釣れそうな感じでした。しかも場所は先端!ベストポジションです。
 「さぁ、やるぞ!」と日の出前から投げますが、投げた瞬間にリールから「ビッ」と変な音がしてメタルジグが途中で急降下してしまいました...。
 なんだこれ?と思って見てみると、スプールのラインがなくなっていて、結び目の一周だけになってるじゃないですか。前の日爆風で全く飛ばなかったので気付かなかったのですが、リールの糸巻き量が30mぐらいしかありません。アジングならともかくショアジギングだと話にならないわけでして、大慌てで車まで予備のリールを取りに戻りました。20分ぐらいロスです。そしてこのロスが最悪でした。

 車から戻ってくると、時合になっているではありませんか!

 自分が準備できた頃にはほとんど時合が終わっていました。それでも時合終了前に1回だけ大物を足元まで寄せて、「ヨッシャー」と思いきや、足元でプチン...。釣りの王道、失敗のあるあるパターンです。時合の間に友人は1匹上げました。
 
 時合後は餌の人にたまにかかるぐらいでルアー組は静かでした。

 自分はというと投げるたびになぜかグフ(フグ)です。だいたい引っかかるようなアタリだとグーフーです。もうねアフォかとヴァカかと。

 


 そして、ボトム付近でガツンとアタリがあったと思ったら、今度はナマコでした。ナマコって釣れるんですね。

 


どうしようもないので、ダメ元でワインドをかけていたら、60mぐらい?遠方で微妙なあたり、何だまたフグが引っかかったかと思ったら、何だか動きます。

 

変だなぁと思って巻いてみると、今度は急に走ります。これはフグではない!


そこからは興奮しながら必死に寄せてみると...あれ?何か細い? 

はい、サゴシ君でした。まぁ、でも釣れたからいいか。


 その後はエサの人にも釣れなくなったので、朝マズメ終了ということで、上下浜を見に行ってみることにしました。


 どうせダメだろうと思って見に行くと、何だかすごい人の数です。ん~?と目を凝らして見てみると、
 
 めっさ釣れてる!

 そこからはもう全軍突撃ですよ。投げられる場所はまだ残ってたので、大慌てでキャストします。
 そして、数投目でガツンとあたりがあり、まずはコノシロ、ベイトですな。


 さらに数投すると、強烈なアタリがあり、今度はドラグが鳴るぐらいの引き!久しぶりの感覚、奴らです。

 去年の秋以来のイナダ氏。


 次も


 1時間ほどで釣れなくなってしまいましたが、ようやく新潟の本領発揮でした。


 友人と交代しながらやりましたが、1時間で3匹だったので、朝マズメから上下浜に来てればツ抜け出来てたかもしれません。ポイント選択がなかなか難しいですね。
 結局、堤防で釣ったサゴシとイナダ2、ワカシ1、コノシロ2、フグ多数、ナマコ1でした。翌日もあるので、青物とコノシロはクール宅急便で実家に送りつけました。

 7日は朝一から上下浜で投げました。当然の展開ですね。
 が、何だか昨日とは違って全然あたりません。夜明け直後に波打ち際で1回バラしたぐらいで、周囲も100人ぐらいいるのに数本しか上がっていません。1夜にして状況が変わってしまいました。夜中の雨が悪さしたのかもしれません。
 粘って投げ続けますが、釣れるのはコノシロばかり。

 

 ボトム付近をリフト&フォールで探っていたら、ガツンとアタリがあり、コノシロとは違う引きなのですが、ブリ系とも違う感じ。この引きはいつもアジングしてると釣れてくる例のあの方...。
 
 引いてくると...。

 ソゲ君でした。やっぱり君か。
ヒラメって、狙うとなかなか釣れないくせに狙ってない時はやたら釣れるんですよね。
 というわけで7日はソゲ1、コノシロ11で終了でした。


いろいろありましたけど、めっさ楽しかったです。
来年も5月のショアジギングは新潟ですね。
アジング編は次の釣行記で書きます。