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虎の穴
Fines Scenery 機械化歩兵シリーズ Mig60 ( PVC製 塗装済 完成品 )
けっこう前に届いていたのにレビューし忘れてた~。
そんなわけで『FineScenery 機械化歩兵シリーズ Mig60』をご紹介。


 以前ディテールUP&リペイントしたトレーディングフィギュア『メカ娘ver.2』の“Mig-60” の元になったイラストが忠実に再現されてます。フィギュアのサイズ的には小さいけれど、手足の伸びる方向や飛行ユニットやガンポッドなどが放射状に広がるために実際よりも大きく感じますな。塗装やディテールも少々あっさりした感じはあるものの、価格からすれば満足いくレベルだと思います。


 透け透け素材のシャツが涼しげです(つーか、白いコスチュームは雪中迷彩なんだから寒いだろな)。
 なんかこのシャツは脱がせられるみたいですが、壊しちゃいそうなのでそのままにしてます。キャミソールやローレグ紐パンツ、ガーターなどなど、萌えフィギュアならではのフェッティッシュポイントも見所ですな。


 そして、メカ萌えパートが集中しているのがこの脚部。
 膝関節が曲がって内部のジョイント部がむき出しになっているところは艦載機に見られる主翼の折り畳み部分を彷彿とさせます。メカと美少女、いずれのパートにもチラリズムが散りばめられているあたり、死角なしといったところでしょうか。


 歩行にはまったく適していないスケート靴のブレードのような足首は、脚部を戦闘用に置き換えられた兵器としての少女を端的に表しているポイント。そして膝下のすねとふくらはぎの女性的なラインは、実際の航空機に見られる着陸脚を覆うスパッツをイメージさせます。


 飛行ユニットは結構長くスマートな印象。スジボリは太めだけどそんなに気にならないです。汚し塗装などは施されていませんが、コレはコレで少女フィギュアとしての清潔感があってよろしいと思います。


 このフィギュア最大のビックリ&ガッカリポイントがコレ↑だっ!落ち武者かよ…とほ~。
 帽子のデザインからして前髪の再現は難しいかもだけど、ちょっとコレはないよなあ~というのが正直なところ。せめて、差し替えの前髪パーツをつけてくれたら、フィギュアとしての商品バリューが格段に上がると思うんだけど…。

 最後に、ベースと脇に抱えてるガンポッド。
 『メカ娘ver.2』ではサブマシンガンを持ってましたが、コチラではもっとメカメカしい外装式ガンポッドを装備。スリングベルトは合皮製で肩から提げられます。グリップやトリガーにあたる部分が見当たりませんが、おそらく後部にモールドされてるハッチ内に収納されているのではないかと妄想してみたり。
 あと、銃口のモールドが小さいうえにちょっと潰れぎみなので、金属パイプや市販のディテールアップパーツに置き換えてやるとカッコイイと思います。


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FineScenery 機械化歩兵シリーズ ソビエト連邦空軍試作機Mig60
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