君を待ってる、永遠に「サンザシの樹の下で」 | 没問題!

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巨匠、チャン・イーモウの作品。北京五輪の開幕式とかも手がけたあの人ですね。
彼は中国当局からの圧力を受けた後、派手でエンタテイメント性の強い、人海的な映画が多かったけれども、今回のは「初恋の来た道」のような文芸作品。・・・なのだけど、とにかくうっとーしい。私、もともとこれ系の貧乏臭い映画はそんなに好きではないのだけど、それを抜きにしてもなんというか・・・。純愛なのは分かるし、感動するのも分かるし、きっと文革のあれこれも風刺しているんだろうけども・・・。
主人公の女の子が、文革の政策のひとつで農村実習に参加し、行った先の農村で知り合った若者とほのかな恋に落ちる。
んだけど、二人が仲良くなるのが結構いきなりな上、若者は変に積極的だったり、女の子は気が強いんだか何なんだか分からないけど妙にウブだったりなんかして、あーもうっ。
時代背景が時代背景だけに、毛ismもバシバシ出てくるのですが、ついつい引いてしまうあの踊りのシーン・・・。まぁもしかしたら昔の日本も大差なかったりするのかもしれないけども。
中国語は結構簡単で、聞き取りやすいので、そこはポイント高いです。日本語字幕では「日本軍」となってたけど、もともとのセリフでは「鬼」とか言ってたりするのもばっちり聞こえてくる。字幕は、先月の「中国語ジャーナル」にも載っていた水野衛子さん。ここ最近見たアクション映画は男性が手がけてたけど、こういう優しい作品はやっぱり女性の訳が合うのかもしれない。
まぁ、なんだかんだ言っても、イーモウ監督なので、そんなに大ハズレでもないし、こういうのが好きな人にとっては良いかも。文革云々は抜きにしても、いろいろとノスタルジックで、小道具大道具見るのも楽しいし、自転車二人乗りしてはしゃいでるシーンなんか、ついつい私なんかでも、二人がうまくいけばいいなーとも思ってしまうし。それにしてもお母ちゃん物分りがいいんだか怖いんだか分からんなー。