「君はどう思う?」僕はいつも君の答えに興味津々だ。
「みんな地球の引力に逆らってること!」こんな答えにたどり着くのは君だけだろう。
たまたま一人になったとき、僕はだいたい淋しさを感じない。
だって、君が話してくれた言葉が、僕のそばにいて、ともに考え、語ってくれるから。
「ちょっと待って、どうして愛も引力に逆らってるの?」僕は突然思い出した。
「おとなしく地表で恋愛してちゃダメなの?」
時々、君の言葉はマヤ人と同じくらい深く捕らえどころのないロジックに満ちていると気づく。
答えを訊くのは忘れたけど、僕は生まれついての君の通訳なんだ。
「愛情、それはきっと本当に天国への階段だよね?」
蜷川実花×阿信写真集「STAIRWAY TO HEAVEN」より