よく晴れた朝
「わたし、よく眠りました!」といった感じで
リビングに入ってくる我が家の王様(妻)。
いつもどおり
「おはよう!」
と言ってくるのを想像していた
王様の開口一番は
「美味しい鯖棒寿司(サバボウズシ)が食べたい!」
僕
・・・
「はい、来た〜」
「この手のやつ〜」
「絶対、行かなきゃ行けないやつ〜」
※そうなんです。
王様のこの感じに、従っておかないと
ご機嫌の斜め具合がどんどんきつくなって
結局自分達が損するヤツなんです・・・
とりあえずトイレにこもり、Google先生に
「#鯖棒寿司」
と聞いてみても、有名どころは都内ばかり。
#朝から鯖棒寿司を検索しまくったのは生まれて初めて
王様に検索結果を伝えるも
「東京までは無理!」と。
#そりゃそうだ
「でも、とにかく、鯖棒寿司なの!」
「舌がすでに鯖なの!」
#舌がすでに鯖になった女
#リアルに想像するとちょっと気持ち悪い👅
なんだかんだ、折り合いをつけ
近所の回転寿司屋さんへレッツゴー
王様は
豪快に
ひと皿の半分(一貫)を
食べた後
残りを僕に渡し
その後は、王様が大好きな
とろびんちょうレアステーキを
つまみに、生グレープフルーツサワーで、ご機嫌をかましておりました。
#鯖が美味しくなかったとかでは無くただただ王様の中で腹落ちしただけ
#鯖の憑依から生還した女
やりたいこととやりたい量というのは
決して比例しない
ということを知った
昼間の回転ずし店でした。
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わが家の 序列 は
①王様(妻)
②マル(犬 ポメラニアン メス 王様の側近 性格荒め)
③男 男 男 男(横並びのメンズ達)
※僕、長男(高校生)、次男(小学生)、三男(小学生)
幼稚園のお茶会も断れなかった、何者でも無い3人の男の子のお母さんが
優先順位を「自分」に変えたら、好きなことをやりだし、起業までしちゃって
いつのまにか「王様」になってしまった妻の日常ストーリー。
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