日光の秘湯回復基調 雪見露天風呂人気
【日光】東日本大震災などの影響で宿泊客減が続いていた最も山深い温泉郷で、客足が戻りつつある。川俣の奧鬼怒温泉「加仁湯」は今冬、震災前の１割減にまで回復。
加仁湯へと続く林道は一般車の進入が禁止されており、女夫渕の駐車場で送迎バスに乗り換える。そこから宿までは約25分かかる。
秘湯ブームも相まって人気を集めていたが、震災後は宿泊者ゼロの日もあった。アクセスの良い温泉郷と比べ、山深い周辺の各旅館は客足の戻りが鈍かった。空間放射線量は低くかったものの、親子連れなどは敬遠しがちだったという。
だが加仁湯は昨年、例年に比べ２割減にまで復調。今月の土曜はいずれも予約でほぼ満室となった。今冬のテレビＣＭの影響も大きいという。
小松社長は「日光の温泉郷の中でも、川治や川俣などのセカンドネームは、鬼怒川のような有名な温泉郷の影にうずもれてしまう。宣伝に力を入れていきたい」と気を引き締めていた。
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カワサキがないですが（爆；）
