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「2丁目男子はニチョメン?」 時代は『〇〇系男子』から『〇〇メン』へ――「イクメン」「カジメン」など総まとめ

 
2008年頃から様々なメディアで話題になった「草食系男子」というフレーズ。

それをきっかけに、様々なかたちで用いられるようになった「〇〇系男子」「〇〇系女子」というネーミングだが、そのネーミングの流行に変化が起きているのではないか。
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〇〇系男子に対して、〇〇メンというネーミングをよく見かけるようになった。以前から使われている代表格は、みなさん御存知「イケメン」だが、最近では、その他にも様々なバリエーションが見られるようになった。

今回はこれをいくつか紹介したい。
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■育児に積極的に参加する男性、イクメン 家事に積極的に参加する男性、カジメン

イクメンとは、育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性のことを意味する。女性が行うものとされがちな育児だが、母乳による授乳などをのぞけば、男性でもできること。

マイコミジャーナルのレポートでは(関連リンク参照)、2週間の育児休暇を取得したサイボウズの青野社長が育児について語っている。

「2週間の育休中に『育児とは何か』を考え続けたという青野社長。その結論として「育児は仕事より明らかに大切なもの」と言い切った。」

10月5日に放送されたNHKのクローズアップ現代でも「イクメン」が特集された。ライフ・ワーク・バランスなどへの社会の関心が高まっていることをうかがわせる。

また、同じような言葉として、家事に積極的に参加する男性のことをカジメンと呼ぶ動きもあるようだ。

その背景には、長妻厚生労働相が今年1月の参院予算委員会でこれらの言葉を流行らせたいと発言したことなどがある。
 
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■愛犬家男子、イヌメン

イヌメンと言っても、犬顔の男子のことではない。確かに犬顔の男子は可愛いが、イヌメンとは、どうやら「愛犬家男子」のことを指すのだという。

愛犬を家族のように可愛がる愛犬家男子。やはり、動物好きであるというのは、周囲からの好感度も高いのかもしれない。

今年7月には、ソニー損保から「愛犬家男子(イヌメン)への実態調査」(関連リンク参照)が発表されるなど、企業からも注目が集まっているようだ。

やはり、愛猫家の場合は、ネコメンだろうか。
 
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■テレビでも話題に、オトメン やる気のない日本男児、シケメン

同名の原作マンガがテレビドラマ化されたことで広く認知されたと思われる「オトメン」。

Wikipediaによれば、

「乙女的趣味・考えを持ち、料理・裁縫など家事全般に才能を発揮する。また乙女な心を持ちつつ、男らしさを兼ねそろえた(若い)男性(イケメン)のことを言う。」

とのこと。

また、フジテレビではテレビドラマ「オトメン」に続いて、オンデマンド放送限定で「シケメン〜湿男〜」というスピンオフドラマを配信している。

シケメンとは、

「特にこれといった趣味や特技も、文武両道な強さも持ち合わせていない、やる気のない日本男児」

のことを指すのだという。
 
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■そのほか、ボンビーメン、リケメン、エコメンなど

そのほかにも、テレビドラマで話題になった「貧乏男子 ボンビーメン」や、理系のメガネイケメンをさす「リケメン」や自然に優しい「エコメン」など、「〇〇系男子」に対して、「〇〇メン」という呼び名も増えてきているようだ。

「男色系男子」というネーミングをブログなどで愛用している。日本最大・世界有数のゲイタウン新宿2丁目にならって、「ニチョメン」などと名乗るのもアリかもしれない。

 
 
 
 
 
 
 
 
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