蔵の街遊覧船待合処オープン
栃木市の新観光拠点に
「蔵の街遊覧船待合処」の開処式が1日、湊町で行われた。
待合処がこれまでの乗船所よりも約40メートル下流に設置されたことに合わせ、乗船所も待合処前に移動。
利便性が向上したことで遊覧船人気がさらに高まりそうだ。

蔵の街遊覧船は市民団体「うずま川遊会」が運営。
巴波川に浮かぶ遊覧船から蔵の街並みを眺めることができ、好評を得ている。
しかし待合処はなく、テントで対応していた。
このため同会は、川沿いの商店の協力を得、使われていなかった店舗の一部を改装し待合処を新設した。
広さ約50平方メートルで、トイレや船頭の休憩スペースも設けた。
外観は周囲に合わせ蔵の雰囲気を出している。
飲料水を販売するが、今後は土産品の取り扱いや、2階のスペースの活用なども検討するという。
開処式には関係者ら約20人が出席。4隻の遊覧船の安全も祈願した。青木会長は「お客さんに快適に過ごしてもらえると思う。船頭にとっても休憩場所ができ良かった。新たな観光拠点として活用したい」と話している。
蔵の街遊覧船の問い合わせは電話0282・25・2356。