前回の続きです。
今回は「ムダなこと」をしないです。
これもいろんなムダがあって、会社全体で取り組むこともあると思いますが、ここでは個人でできることの中でも意外と意識していない内容を取り上げます。
ぱくたそ(www.pakutaso.com) photo つるたま モデル 古性のっち
それは、眠い時に仕事をしないということです。
当たり前のことなんですが、意外とできていないことが多いと思います。
たとえば、
- 寝不足が続いて、朝眠気が残っている状態で仕事をしている
- 昼食後、睡魔が襲ってくる時間帯に大事な案件の仕事をしている
- 仕事がたまってきて、飲み会の後会社に戻って仕事をしている
- 夜中に仕事している
などなど、仕事をしている時間でも眠い時はあるもので、その時にまあまあ大事な仕事をしていることがあるのではないでしょうか。
それが、どうムダにつながるかというと、やり直しをしたり、平常時よりも時間がかかったりすることでムダが生じているということです。
朝眠気があると、寝ぼけている状態なので、単純な作業もおろそかになってしまいます。ましてや創造系の仕事は全くと言っていいほどはかどりません。
昼食後には眠気がやってきます。程度の差はあれ、食後には血液が消化のために胃に多く集まるので、どうしても脳の活動が鈍くなってしまいます。考えごとをしていても一瞬途切れることが起きやすいです。
また、忙しくなればなるほどなぜか無茶をする人がいます。飲み会でお酒飲んでから仕事するのは最悪な状態といっていいでしょう。お酒によって正常な判断や思考ができなくなり、精神状態も正常ではなくなります。そんななか仕事をすればいいアウトプットはできません。
さらに、夜中に仕事をしていること自体、昼間に働く人ならばどう考えても脳の疲労はピークに達しています。朝から使った脳を休ませずにさらに酷使をしているので、この場合もいいアウトプットはできません。
そこで、効率のいい仕事をするためには、どうしたらいいでしょう?
ぱくたそ(www.pakutaso.com) photo すしぱく モデル さとうゆい
ひと言でいれば、そうした時間帯を避けることです。
起きてから脳が活性化するまで2〜3時間後と言われています。
ということは、朝からある程度力を注ごうとすると、始業時の2〜3時間前には起きている必要があります。9時始業であれば、6〜7時に起きるということです。
また、朝は脳に疲労が溜まっていないということから、いちばん創造的な仕事をするのに向いていると言われています。そうした高い生産性を実現するためには、起きる時間を意識するといいと思います。
さて、昼食後の睡魔を避けるのに一番いいのは仮眠です。15〜20分程度の仮眠が午後からの生産性を高くしてくれるとのことです。しかしながら、仮眠のサービスを提供しているところもちらほらあるようですが、なかなかそういう場所はありません。
そこで、重い仕事をするまでは、昼食を食べずに時間を遅くずらしてはどうでしょう?
昼食前という締切の効果もあいまって、限られた時間の中でいいアウトプットが期待できます。
1日のピークをすぎるまでは昼食を取らない。なぜならば、昼食後は眠気が来ていいパフォーマンスができないから、というわけです。
昼食の時間が固定されている方もいらっしゃると思いますが、仮眠をしたり、昼食の時間をずらしたりすることで、午後からの生産性もあまり下げないことができます。
続いては、当然のことなのでしょうが、飲酒運転を防止する標語をもじって、「飲んだら(仕事を)するな」「(仕事を)するなら飲むな」ですね。
別に運転だけやめればいいわけではなく、さきほどふれたように、脳のいろんな力が衰えるという生理的な減少なので、避けることはできません。
仮に、アルコールを摂取せずに飲み会を過ごしたとしても、食後にはなってしまいます。昼食後の生産性の低下以上に、夕食の時間帯は、1日脳を使ってきた後なので、食後の眠気に加えて脳がその時点で疲れています。なので、朝起きてからだいぶ経過しているこの時間に仕事をしてもいいアウトプットはできません。
言うまでもなく、深夜に仕事をしてもいい仕事はできません。
脳が疲れていますし、眠気もやってきます。また、一番よくないのは、次の日に悪い影響を与えることです。
さらに、寝不足が続くと1日の疲れを次の日に持ち込んでしまうので、深夜まで仕事する日が続くと、日を重ねるごとにスタート時点の調子が下がり悪循環になってしまいます。
1日の労働が8時間という概念が固まってから100年が経っているそうです。背景は色々ありますが、それ以上仕事をしてもいい結果が出なかったからかもしれません。
からだの疲れは意識しやすいですが、脳の疲れは感覚的にわかりづらいものです。そうしたときに、人間の脳の動き方を知ることで、高い生産性を維持できる時間帯が見えてきて、それを実現するためには、適度に睡眠を取ってあわてず朝起きると好循環が続きます。
月〜金で働く方は週末リセットをしていいリズムで月曜日の朝を迎えましょう。
それでは、また。


