3.Day 2nd(2009/7/27)

『この日を表す言葉を私は知りません !! なっ・・・なんと!


・1st Dive Guraidhoo Corner

流れの関係でココになるのか、Medhu Faruになるのか行くまで不明でしたが、丁度インカレントだったのでこちらになりました。

朝の少し冷たい水にエントリしてすぐ
Holidy Diver’s-グーライドゥ カツオ
「カツオ」うお座がギラギラ目ピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ っと通りすぎました。

おおっと目で追うも、あっという間にいなくなり、少し上に目を転じるとこんどは
Holidy Diver’s-グーライドゥ バラ
「オニカマス」うお座1mくらいでしょうか? ゆった~りと泳いでいます。

外海側のウォールまで降りて、チャネルの入り口であるコーナーまでドリフトします。
コーナーで一端停止し、各自足場を確保し、待ちます。しばらくすると深場から灰色の影達が上がってきます。「グレーリーフシャーク」達です。(あまり上まで来なかったため暗くて写真はありません)

Holidy Diver’s-グーライドゥ Wait

しばらく待ちましたが、やはり潮が少々ゆるい感じであまり大物は出なそう。コーナーからチャネル内へ。
そのとき、少し上方に、流れの中、優雅にコイツ「マダラトビエイ」が飛んでいました。
Holidy Diver’s-グーライドゥ マダラトビ

チャネル内をどんどん奥へ。うまくするとイルカが集まることがある場所らしいのですが、この日は出ず。

ということでまずは平穏無事に始まった2日目でした。

アリ環礁へ渡るまではね船



・JINBEI Serch1
南マーレからアリへ外洋を4時間くらいかけて渡ります。船この間で、朝ごはん食べて、の~んびりして、そしてお昼ごはん。
お昼ごはんが終わると、丁度本船がアリ環礁の南端近くへ到達し、クルーの気合が入ります。「ジンベイサーチ」のはじまりです。

Holidy Diver’s-ジンベイサーチ


サンデッキや、船の舳先にクルーが立ち、水面を泳ぐジンベイを見つける訳ですが、我々にはちっとも分かりません。
サーチが始まって数分、どうも前方の別のクルーズ船が停止し、ディンギーが走ってるのを発見!
これは....... 舳先にいた「お~い 的場ぁ!」君がこちらを振り返って静かに「準備しましょか?」

とたんになりひびく
「ジンベ~イ!」
コールと笛の音。前もってドーニから引き上げてあった3点セットを装着して船尾に皆が集まります。
ジンベイを追いかけていた他クルーズの人達を追い越して斜め前方で船はスクリューを止めます。その瞬間「Dive!! Dive!!」のガイドの掛け声とともに皆一斉にジャンプインしてジンベイを目指します。
Holidy Diver’s-1st ジンベイ

体長5mくらいでしょうか? ゆっくりと尾びれを振りながら環礁のリーフ沿いを泳いでいきます。たまに水面近くまで来ることはありますが、基本的に歩みを止めてくれません。全力で泳いでも追いつけるかどうかという状態なので、気づくとガイド陣以外は自分を含め2人くらい.... お~いショック!

ま、遅れた人は片っ端からディンギーが拾い上げまたジンベイの前方に落としてくれるのですが..
まっとうに追いかけてしまった私は10分以上全力に近いフィンスイムでヘロヘロ。その私にサヨナラをするようにジンベイは深度を下げて行きました。ディンギーに拾い上げてもらった時には脚ガクガクショック!

"うぉ~、しばらく出てくれるなよ"なんぞという贅沢な願いは、あっという間に破れ、またもや前方で怪しいシュノーケラー軍団を発見。
「ジンベ~イ!!」
脚はガタガタなのに、何故かフィンを履いてしまう.... ちょっと悲しいサガ。そしてDive!

こんどのヤツは既に追いかけられて長いのか、元々水深10mより深い所にいたのが、外洋へ向かい始める。でも、沈まない。透明度もそこそこなので、見える⇒追いかける⇒泳ぐ⇒脚ガタガタ 
フカイタメイキ(;д;)=3=3=3=3

やっとこさ本船に戻り、さすがにもう無いかと思ってシャワーを浴びてると、
「ジンベ~イ!!」

何故!?

今度はかなりリーフ寄り。4mないくらい?の子供。元気そうだなぁ...また泳がされるのかなぁ?
と思ってたら、


σ( ̄、 ̄=)ンート・・


このヒト逃げないじゃん。しかも人間に向かってきてないか?

Holidy Diver’s-1st ジンベイ2
Holidy Diver’s-1st ジンベイ3
Holidy Diver’s-1st ジンベイ4

どうもこの娘(メスでした)人間の立てる泡をプランクトンだと信じているのか、フィンキックの際に出る泡に向かってきます。そして泡をパクパク。


お~い、それはおいしくないぞ~割り箸

結局30分近く遊びました。基本的に人間に寄ってくるのでそんなに泳がなくてもすんだので、ラッキー!

堪能いたしました。ニコニコ

これで都合3匹ジンベイに会え、満足のうちにジンベイサーチは終了したのです。(サーチはね)



・2nd Dive Maamigili Out

満足感に浸ったままドーニへ。「うまく行けば水中ジンベイを狙いましょう!」というイッシーの声に皆「うぉ~」と、声だけは元気、でも実はかなりダルダル。

ポイントへ向かうと、何やらドーニクルーもガイド陣も殺気立ってる。ふと見ると、水面近くに.....






「ジンベ~イ!!」




えええええ~、よく見るとそこらじゅうから泡が...どうやらさっきシュノーケリングで遊んだ娘。
そして他の船のダイバー達。

「おいおい、そうやって誰にでもついて行っちゃダメだよ」むかっ

と変な親心らしきものも沸いてはくるものの、「Hurry Up!!!!!!」とドーニクルーにせかされ、タンクを背負わされ、フィンを履かされ、Let's Dive!! ドボン!


Holidy Diver’s-水中1
Holidy Diver’s-水中2

あら~、やっぱりさっきの娘! この時点では2隻のクルーズ船から計20名くらいがエントリしており、従い、泡の量もすごく、必然的にこの娘はおおはしゃぎ! 同じ所をぐるぐるぐるぐる廻って泡を食べてます。新手のダイエットか???

そんなこんなで、うっかりしてると目の前にこられ、「ひえ~」っとのけ反るヒトも

Holidy Diver’s-水中3

ちっとも離れない娘をパチパチと15分くらい? 盗撮してたらへへっ☆ 「カンカンカン」とタンクを激しく鳴らす音が。どこか別のチームが来たかと思い相変わらず水面でパクパクやってる娘を見てたら、えらい近くでまた「カンカンカン」



うるさいなぁ もうプンプン

と水底を振り向いた時にソイツは来ました。



「ジンベ~イ!!」


え~!!

思わず水面と水底を3回くらいガン見してしまいました。

2匹いる!




「うお~~」と水中は大変な歓声(めっちゃ聞こえました)

水面の娘は逃げないの分かってるので、水底のヤツめがけてダッシュ!!
Holidy Diver’s-水中4 別
コイツはモルディブのジンベイらしく? 人間なぞ関係無いとばかりに悠々と泳いで姿を消していきました。

一方、そんな喧騒はどこふく風と相変わらず人々につきまとうこの娘

Holidy Diver’s-水中5


なんつーか、「不憫」という単語が頭に浮かんでしまいました。

結局、Exitするまでず~~っと45分間この娘は遊んでくれたのです。(遊ばれたのはヲレ達?)



・3rd Dive Digurah Arch

身体はヘトヘトですが、ココはハゼマニア垂涎のポイント。「行きます!!」

入ってすぐ「オーロラパートナーゴビー」を発見、そこいらじゅうにいらっしゃいます。コイツは目の下の赤のワンポイントと尻尾の文様がキレイ。残念ながら尻びれは開いてくれませんでしたが、久々に会えました。

Holidy Diver’s-オーロラ

そして、今回どうしてもきっちり撮りたかったのが、コイツ「トールフィンゴビー」

Holidy Diver’s-トールフィンカップル

カップルで巣穴の外に出ているのを撮れました。これ、ジンベイよりうれしかったり...


ジンベイスイムの時間が長かったため、3本目を上がる頃には6時過ぎ。もうかなり日が落ちてます。
水面へ上がってドーニを待っていると、イッシーが
「あれ、そこにマンタいるよ」

「え~!」

すぐそこだ! というので水面をスクーバのまま全力疾走。ぜーぜー.... どこだ.....

と、見覚えのある形。
「マンタ~!!」

ああ、今日だけで2冠だぁ......(カメラは電池切れで撮れず...)

その後ドーニに上がると、先に上がっていたヨーロピアンが次々と3点つけて飛び込み始めた。聞いてみると、「ホラ、そこにマンタが4枚いるね」


私はもう電池切れ(自分の)でした..ハイ

他の日本人の方はマンタを追ってまたもや15分近くシュノーケリング。水底が見えなくなるくらい暗くなったので終了。

怒涛の1日でした。 この日はビールうまかったです。ラブラブ!