中3の娘が学校で孔子の教えを習ってきて、神妙な面持ちで自分の身の上に落とし込んでなにやら反省していた。


子曰く、学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)。


意味は、

孔子先生はおっしゃいました。「学んで、その学びを自分の考えに落とさなければ、身につくことはありません。また、自分で考えるだけで人から学ぼうとしなければ、考えが凝り固まってしまい危険です」と。


私は中学生のとき習った覚えがないのだが、昭和の中学生は孔子をやらなかったのか?(忘れている可能性は大きい)


娘には、思い込みで突っ走り、過激な行動に走るやつや、テレビのワイドショーでコメンテーターが喋ることを鵜呑みにして、まるであたかも自分の考えであるかのように吹聴する輩(亡くなった父親やまだ生きている夫…)を例に出して説明したが、技術は発展しても人間そのものは発展しないのだなとしみじみ思った。


後退してるかもしれない…


思いもせず学びもしない者が多いようだし…


三国志の時代にも孔子の教えはよく出てくるが、どちらかというと、孔子様はこう言っているが、オレはちょっと違うねといったかんじである。世の中の様相によって、尊重すべき教えとうっちゃっておいていい教えがあるってことだな。


学校よか職場で学ばせたほうがいい内容が多いぞ、今の日本は😑