政治学原論という教科を学んでいる。

政党とは何か、という章が面白かった。

多くの現代日本人と同じく、自分も政党などには無関心である。

しかし、党の理念ぐらいは、見ておこうと思った。自民党、共産党、公明党、社民党、立憲民主党などをつらつら読んでみた。

日本維新の会がなかなか面白かった。


私はなんとなく、維新の会について、大阪の人たちの党というイメージを持っていて、自分とは関係ない人たちと思っていた。

 始まりは大阪維新の会だが、今や日本全国に支持者が広がっている。


維新の会という名称がなんだかもうそれだけで、勘違いの人たちという感じだが…


とりあえず、維新スピリットから。


日本はもっと強くなることができる。


維新の会について


「青年」を主語にして数々の自負が語られている。


面白いと思ったのは以下の檄文である。


(自分たちは)大企業、資本家の利益だけを考える必要はない。←自民党牽制か


労働組合に阿る(おもねるとは、気に入られようと相手の喜ぶことをするなど、媚を売ること)必要もない。←立憲牽制か


特定の宗教だけを重んじるわけでもない。←公明党牽制か


イデオロギーのでもない。←共産党牽制か


書きっぷりにずいぶん違いがあるではないか。


おもねるとは、かなりきつい言い方である。

しもべもひどいな。もっと他に書きようもあるであろうに、ここまで書くのだな。


恐れるに足る敵でもなければ、踏み台にする価値もないとみての明白な侮りである。


一方で、自民党公明党に対しては、踏み台にしてやろうとの忖度や、もしかして神罰・祟りを恐れての遠慮らしきものがみられる。


日本維新の会は、相手に対する態度が明瞭である。


彼らは真っ白なキャンバスとのこと。なにものにも縛られないとのこと。


ここが、最大の弱点であろう。


明治維新にロマンを感じる人がいるように、日本維新の会になにかしらのロマンを期待する人たちもいるだろう。