恋愛相談を受けるのが苦手という人は多いように思う。
きっと、多くの人が、自分は恋愛の達人ではない、むしろ恋愛ベタだと思っているからではないかと思う。
そして、雑誌やSNSなどの恋愛お悩み相談から、回答者は恋多き女やモテ男という固定観念があると思う。
というか、私がそう思っている。(笑)
だから、相談ボランティアを始めても、恋愛はなんとなく避けている…
そして、自分が回答できそうな、育児の悩みや仕事の悩みをなるべく選んでいる。
しかし。
ここ最近、過去の、仕事での労働相談を思い返すと、得意と思っていることで、全然いい回答ができていなかったことがかなり明確になった。
単に自分の知識をひけらかして、相手に押し付けているだけで、当然ながら相談者からはまったく感謝もされていなかった。
医療・法律問題のような専門性の高い相談であっても、単なる知識のみならず、相談には全く別の能力(例えば共感とか、察知とか、寄り添うとか思いやるとか…)が必要であり、恋愛ならなおのこと、手練手管や駆け引きとか、そんなことではないものを相談相手には求められているのではないか。そう思った。
きっかけは、なぜか、子育て雑誌に連載のある、恋愛コンサルタント羽林由鶴(はねばやしゆず)さんの恋愛カフェである。
彼女の恋愛コラムはすごく面白いのです。でも常識的なんです。大変失礼ながら羽林さんはかっぷくのいい二重あごの女性で、恋愛相談には意外な方です。(すみません‼️)
でも、内容はほんとステキなんです。
すごく、相手に寄り添ってて(これ、よく福祉相談でも言いますが、まずできないことなんですよ)、相手がどう感じるだろう、どう思うだろう、どうしたら勇気づけられるだろう、そんな羽林さんの気遣いがよく伝わってくるのです。
恋愛相談に専門知識も豊富な経験も必要ない
んですね。というか、それよりも、なんですね。
今度、思いきって、恋愛相談受けてみよう。