梅雨に入って、あじさいの花が特に鮮やかに感じられる時期となりました。
あじさいの花は、酸性の土だと青い花、アルカリ性の土だと赤の花が咲きます。
同じ株でも土のpHによって花の色が違ってくるという面白い花です。
最近特に人気があるのが、「墨田の花火」というあじさいです。
墨田の花火は、花が同じところから、2本飛び出しています。
花火が大空で弾ける姿によく似ているから名づけられたともいわれています。
このあじさいは、決して派手な花ではありません。しっとりと癒される感じの花です。
うっとうしい梅雨も、あじさいの花を見ているだけで、気持ちが穏やかになってきます。
きれいなあじさいに出会ったら、お願いして花の付いていない穂先を分けてもらい、挿し木をしてみましょう。
先から葉っぱが5、6枚付いていたら十分です。
枝を斜めに切り、水に2~3時間浸けておきます。
その後、キレイな土に挿して、日陰で管理しましょう。
根っこが生えるまで水遣りを欠かさなければ大丈夫です。あじさいは水が大好きですから。
うまくいけば、来年にも花が期待できるかも・・・。