足や腰に自信ありますか?あなたの健康に足から応援。-morton

モルトン病は、足ゆびの間に痛みを伴った神経腫が発生する病気で、体重をかけると第3趾と第4趾の間に焼けるような痛みがはしり、歩くと痛みは強くなります。


神経腫といっても本当の腫瘍ではなく、ゆびに行く足の裏の神経が、靭帯に圧されて変形し腫大する”偽神経腫”です。


ですから、悪性腫瘍のように周りに広がったり、転移したりはしませんし、もちろん命には関係ありません。


これは、靴が原因であることが多く、足の裏の前のあたりに繰り返される衝撃があると、そこで炎症が起こって、神経が圧迫されて、症状が出てきます。


つま先の尖った靴とかハイヒール、幅の狭い靴、硬い靴底などが原因の場合が多いので、靴が原因と思われる場合は今履いている靴を疑ってみてください。


またダンスなど硬い床の上での運動や踊りも要注意です。


これが原因と思われる場合は、しばらく激しい動きはお控えください。


環境を変えると、足の痛みも改善されるでしょう。


発症から治療までの期間が短かければ短いほど、治る確率が高くなります。


軽症の場合は、パットを靴に貼りつけたりして足裏の負担を軽減します。


さらに症状が進んだ場合は、足底板療法を行います。


その後、3ヶ月~2年しても痛みがつづけば手術をすることになります。


足裏に痛みやしびれ感があれば、まず細くて硬い靴底の靴を履くのを止めることです。


ダンスとか激しい運動を続けているようでしたら、ダンスなど激しい運動はやめて治療に専念したほうがよいでしょう。


治療が早ければ早いほど、完治する確率が高くなりますので、一刻も早く専門医に相談されることをお奨めいたします。