美容医療が大流行の昨今、トラブルも比例して多くなっています。
国民生活センターには美容医療についてのトラブルが多数寄せられているとして、注意を呼びかけています。
相談件数は、2012年1月の5日間で93件もありました。
相談者の平均年齢は47.6歳で、女性が8割弱。
支払った金額の平均額は約63万円でした。
思ったような施術結果にならなかったという相談内容が最多で、施術内容は、しわ取り、たるみ取り、しみ取りの順に多かった。
50代の女性は、美容外科医院で二重まぶた手術を受けるつもりだったが、強引に内臓脂肪を取るレーザー施術を勧誘され、その日のうちに施術を受けたが、効果を感じられなかった。
また、40代女性は、医師の書いた体験談を読んで、多汗症の施術を受けた。
本には費用が20万~30万と書いてあったが、クリニックでは約100万円を請求された。
しかも、患部が化膿し、今も傷痕が残っているそうです。
50代女性は美容クリニックで100万円を支払い、目の下の脂肪を取る手術などを受けた。
施術後の目の下がくぼみ、痛みが残っているそうです。
このように美容トラブルは後を絶たず、注意が必要です。
そこで、全国消費生活相談員協会(東京)では、エステや美容医療でのトラブル回避方法などを解説したブックレット「美容トラブルにさようなら」(B5判、80ページ)を刊行しました。
同協会は美容トラブルの相談に対応し、助言や解決の支援をしている消費生活センターで働く相談員の団体です。
実際の相談内容やアンケート結果を踏まえ、美肌、ダイエット、むだ毛処理7などについて、医師ら専門家から母と娘のコンビが説明を聞くというスタイルで進みます。
まつげエクステンション、ピアスなどにも触れ、エステを解約したい場合、エステ会社が倒産した場合、にきびやしみの症状が悪化した場合などの対処方法を具体的に説明しています。
【お申し込み方法】
・住所 ・氏名 ・電話番号 ・書名 ・冊数を明記し、はがきかファックスでお申し込みください。
【あて先】
〒108-8566 (住所不要)全国消費生活相談員協会 販売係
FAX:03-3448-9830
書籍到着後、1冊600円と送料を指定口座に振り込むこと。