米アップル社は、タブレット型多機能端末の3代目となる新型の「iPad」を発表しましたね。
世界のIT大手のグーグルとかマイクロソフトは飽和状態のパソコン市場から、急成長するタブレット市場にスタンスを変えようとしています。
アップルのティム・クックCEOは、3月7日にサンフランシスコで開いた発表会で「パソコン以後の革命の先頭に立っている」と述べていました。
iPadは発売から2年弱でアップル売上高の約2割を稼ぐ主力製品になりました。
顧客のだれもが求めていた製品だったからでしょう。
米調査会社HISアイサプライによると、2011年の世界タブレット市場は6519万台であり、そのうちアップルが62%ものシェアを占め突出しています。
約3億5千万台のパソコン市場には及びませんが、伸び率ではすごいものがあります。
2015年には、日本のタブレット市場は2010年の約10倍となる800万台規模になるという予測も出ています。
なぜこんなに急成長をしているのかというと、やはり使い勝手がいいのでしょう。
たとえば、
◆ 使いたいときにすぐ使える ◆小さくて持ち歩きやすい ◆画面が見やすい ◆バッテリー寿命が長い ◆ドキュメントに注釈をつけやすいなどが上げられます。
デメリットもありますが、デメリットよりもメリットの方がユーザーとしては上回っているのでしょう。