今春のスギとヒノキ(北海道はシラカバ)の花粉が飛散する時期となりました。


日本気象協会(東京)によると、予測として2月中旬に四国と東海、関東から飛び始め、例年(過去10年の平均)と同じかやや遅くなる見通しと発表しました。


飛散量は九州と四国で例年より少なく、他は例年並みの傾向とのこと。


東北の太平洋側は地域により多くなる見込みです。


前年夏の記録的猛暑の影響で飛散量が多かった昨春と比べると、30~70%程度の地域が多いのが特徴です。


1~2月は冬型の気圧配置が続き、気温は平年並みか低くなるとみられるため、花粉が飛び始める時期が例年より遅くなる見込みという予測です。


今年の花粉の飛散に関しては、東北地方では原発によるセシウムの混じった花粉が飛んでくる懸念があります。


そのセシウムの混じった花粉が体内に入ると内部被爆をうけるので、花粉症以外の人でも対策が必要となってきます。


しかし、日本大学の野口邦和専任講師は、さほど高い汚染濃度にはならないと思うと述べています。


通常の花粉症対策でOK。


花粉症の人はもうすぐ憂鬱なシーズンになります。早めに対策をしておくといいでしょう。