足や腰に自信ありますか?あなたの健康に足から応援。-waraji

どちらも藁でできた履物にはちがいないのですが、形状もちがうように使用形態もちがいます。


わらじは山歩きや旅に出るときに履いて行くものであって、普段はあまり履きません。


藁草履は鼻緒を指で挟んで履くので、脱ぎ履きが簡単ですが、わらじは前部から長い緒(お)が出ており、これを側面に廻しかかとから出る「かえし」と呼ばれる長い輪に通して足首に巻きつけて縛るという履物です。


藁でできた履物なので、磨耗が激しいとおもいますが、昔は舗装もされておらず土の路面であったため、歩く度に土が藁の隙間に入り、それにより摩擦消耗が軽減されていました。


舗装された道路では対応できませんが、現在でも祭り等の伝統行事における装束の一部として履かれるほか、沢登りなど一部用途においては柔軟で水中の苔の付着した岩でもグリップが利くことなどから重宝されています。


藁が不足している現在、藁ぞうりは布を使った「布草履」としてマニアが作っております。


綿の素材で作るので、アレルギーとか水虫の方にも評判で、静かなブームとなっています。


作り方はこちら→ http://www1.ocn.ne.jp/~go8989/nunozori.htm