今日は11,11と1が連続する日です。
そういえば12年前の平成11年は11,11,11と1が6つも並んだ貴重な日でした。
記念になるからとわざわざ駅まで足を運び、1が並んだ切符を買いに行ったものです。
でも、その切符はどこへ行ったっけ～～～？
ところで、11月11日といえば、介護の日らしいです。
『いい日いい日』という意味合いから厚生労働省が定めた日ということです。
「介護の日」の目的を「介護についての理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会の交流促進を図る観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関する普及啓発を行うこと」とされています。
わが国は少子高齢化がすすみ、お年寄りがますます増え続けています。
高齢化が進むと病気の種類も増え、健康な人より不健康な人の方が多くなってきます。
したがって、医療費も65歳以上の高齢者が医療費の52％を占めています。
これでは健康長寿とは言えませんね。
また、寝たきりの高齢者も増え続けているため、介護保険料も増加の一途をたどっています。
特別養護老人ホームの待機期間は2年が当たり前になっています。
そのうち、生きているうちには入ることさえできなくなるのでは・・・・・なんて笑えない時代が来るかもしれません。
国の財源不足もあり、安い給料と負担の大きい労働で、命を預かる現場は疲弊しています。
最近は不況で失業者が増えているにもかかわらず、介護の担い手は増えておりません。
このようなジレンマが続く限り、介護保険も医療保険も破綻する可能性は高いと感じざるを得ません。
11月11日という日は医療・介護の問題を再認識する日かもしれないですね。
