最近のお年寄りは寂しいものです。


昔は、ご近所の店に行っては世間話や嫁の悪口を言って憂さ晴らしをしていたものです。


でも最近はきれいな店や大きな店ができて、じいちゃんばあちゃんの店がなくなってしまいました。


スーパーのレジで長話しもできず、ストレスは溜まる一方です。


きれいなおねえさんがいる店でも愚痴ることはできないでしょう。


こんなご時世ですから、私の店のようにフラッと寄ってみて雑談をするということは、地域の人に少しではお役に立っているのかもしれません。


だから、長いのです。一度来店すると、長い人は2時間も、3時間も。


孫の自慢話や夫婦喧嘩のこと、政治問題から趣味の話まで・・・・


こどもの縁談などもよく頼まれます。


ここは靴屋というより、コミュニティサロンといったところでしょうか。


楽しみにきていただく以上はいつまでも店を閉めるわけにはいきません。


もっともっとがんばらなくっちゃ。。