エッジ検出などについて考えるとき、
「画像の濃淡値から”人間が目で見て物体境界だと思う”曲線の抽出法」
とするのは誤りである。
主観を排し、どういった濃淡パタンに対してどういった曲線を抽出するのかを客観的に定式化せねばならない。
そもそも、「実世界のあるもの(たとえば人間)を検出する方法」などは存在しない。
追求すべきものは、
「これこれの条件のもとではこれこれの性質を満たすものを抽出する方法」というように
客観的に定義された方法である。
科学技術として意味があるのは、
たまたま試した実験例に対して80%有効な手法などではなく、
30%しか有効でなくとも、条件やその性質が明示された手法の方である。
**********参考文献[激論:これからのCV,1996]***********
なるほど。
僕が提案していたものは、まさに
「実世界のあるもの(たとえば人間)を検出する方法」であった訳だ。