こんにちは。ゴボウ男子です![]()
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で書きましたとおり、
とうとう娘が心臓手術を受けました。
手術自体は2~3時間。
しかし、麻酔やその他の処置のため
全体で5時間くらいかかりました。
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私は、娘の病気を告げられた当初からずっと
「なぜ娘なんだろう」
と心の中で嘆いていました。
手術することになったとき、
「手術の成功率は99%」
と説明を受けたのですが、
どうしても
死亡や障がいの残る可能性を
想像せずにはいられず、内心怯えていました。
しかし、そんな暗い気持で
日々を過ごしていくうちに、
自分はなぜこんなにも
万が一のことばかり考えているのだろうか
と、悩んでいる自分に嫌気が差してきました。
「心臓病でなかった娘」は存在しないし、
仮に手術が失敗した場合には、
「手術に成功した娘」も存在しない。
既に現実としてあることの逆
を想像したり、
これから起きるかどうかもわからないこと
に思い悩むことが、徐々に
不毛に思えるようになっていきました。
そして私は、
何が起きても
ありのままを受け止めよう
という気持ちで、落ち着いて
手術当日に臨むことができたのでした。
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そして、
そんな私の葛藤や心配をよそに、
手術は無事に成功
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手術翌日の朝、早々に ICU を出た娘は、
術後1日目には、バナナを食べ、
酸素ボンベを伴った状態で
一人で立ち上がり歩くことができました![]()
その姿を見て、
私もとても驚きましたが、
「子供はやっぱりすごいわ」と
病棟の医師や看護師も、子供の
術後の回復力と生命力に驚いていました。
そして術後数日で、休日の病棟内を
軽く走ってはしゃいだり、かくれんぼしたり、
元気に過ごせるようになったのですが、
医師が来るたびに、検査があったり、
投薬や注射などの嫌なことや痛いことがある
と学習したようで、すっかり
医師(白衣)嫌いになってしまった娘でした![]()
いろいろ細かい困難はあったものの、
術後の経過はとても良く、
術後1週間(入院生活10日目)の
桜咲く快晴の日に、晴れて退院 ![]()
私も妻も、娘も、病院での日々に
かなりの疲れが出てきていたため、
執刀医が早めに退院を決定してくれて
本当にありがたく思いました。
精算した入院・手術費を見て驚き、
そして自己負担額を見て二度驚き…![]()
今後も夫婦でしっかり働いて税金を納めること
娘が社会に役立てる人間になるよう
きちんと育てて恩返しすること
を心に誓ったゴボウ夫婦なのでした。
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自宅療養へ:
退院後の1か月間は、
当然ながら、保育園をお休みして
自宅療養をするように言われていました。
手術が終わってハッピーエンドとはいかず、
その1か月もなかなか大変なものでした。
苦い薬を嫌がる娘との格闘に毎回消耗したり、
原因不明の高熱が続いて執刀医に電話したり、
開胸手術後とあって、ちょっとしたことでも
重大なことなのではないかと不安になる日々…
手術は成功したけれど、
傷もまだ腫れているように見えるし、
心臓内部の状態も到底わからない。
本当に今後、普通の生活に戻れるのだろうか…
と、未だ見えぬ出口を求めて、
必死で毎日を過ごしていました。
そんな中、問題の4月21日(笑)には
私の両親がゴボウ家に来訪し、
娘の元気な姿を見せることもできました。
(参照:「義実家問題を回避せよ ~しんどくない家族のススメ~」)
徐々に回復して、
精神的にも安定してきた娘は、
3歳の誕生日を無事に迎え、
晴れて保育園への復帰も果たしました。
妻の妊娠も後期に差し掛かり、
保育園や職場も新たな年度が始まり、
てんやわんやのゴボウ家にも、
一筋の光が見え始めてきたのでした ![]()
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次回は、闘病記の最後のまとめとして、
娘の入院付き添いや闘病に際しての
共働き夫婦の仕事のやりくりや、
家族の連携について書きたいと思います。

