こんにちは。ゴボウ男子です![]()
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これまでの記事で、
「男性でも育児はできる」
ということを書いていますが、
以前の
の回で書いた通り、
男性が育児に臨む上の
大きな制約
について書きたいと思います。
それは、ご存知、
男は母乳が出ない
ということです![]()
我が家では、
妻が産休のみで
職場復帰することを
決めたときから、
母乳とミルクの混合
で育てて行くことに
していました。
平日の日中の母乳は
どうしていたかというと、
妻には仕事の休憩時間に
搾乳をしてもらい、
それを職場の冷凍庫で保管し、
持ち帰ってきてもらっていました。
(自分の妻の事ながら、
よくやるなぁと感心していました
)
後は順次解凍して飲ませ、
足りない分はミルクで補いました。
男性が今よりも
もっと育児に参画し、
女性の早期の職場復帰を
実現するには、
ミルクの存在が不可欠
です。
しかし、
男性の育児参画を阻む
一大勢力が育児業界には
存在します。
それが
母乳至上主義
の女性です。
これは一部の助産師さん、
保健師さん、
先輩ママさんなどに
見られる傾向で、
幼児は極力母乳で
育てるべきである。
ミルクはどうしても
母乳の出にくい母親が
やむなく限定的に
使用するものであって、
母乳が出るのに
ミルクで済ませるのは
母親として怠慢である
という主張をされているのです。
女性は子供を身ごもり
産み育てていく中で、
様々な先輩女性の助言を
得ながら日々を過ごします。
大半のアドバイスは
有益で心の支えにもなる
のですが、
一部の「母乳至上主義」的なアドバイスが
かえって新米の母親を苦しめます![]()
我が家にも
市の保健師さんが
家庭訪問に来まして、
「母乳で育てないと成長が遅くなる」
「免疫がつかない」
などと散々脅し、
すでに仕事の復帰が決まっていて、
完全母乳ができないことが
決まっていた妻をむやみに不安に
させました。
さらに追い打ちをかけるように、
妻の職場への早期復帰に対して、
「子供には母親がそばにいることが必要だ」
「母性がないのか」
とまるで
母親失格
と言わんばかりの
剣幕でまくしたて、
産後で不安定な妻に、
相当なショックを与えていました。
その後は、
改めて夫婦で手分けして
母乳と発育に関する
情報をかき集めて、
完全母乳はもちろんベターだが、
マストではない
という結論に至り、
母乳とミルクの混合で育てると
いう当初の方針を貫きました。
幸いにして今のところ
我が子はすくすくと成長しています。
男性の育休や育児参加は、
主に男性側の職場の風土の問題で
難しいと思っていたのですが、
案外、女性側からも
ブレーキがかかることが
あるのだなあ、と感じました。
男性の育児参加の壁は
まだまだ厚そうです。

