青森の旅 その③ 弘前城とねぶた作り
6月16日(金)
この日はどしゃぶり
7:00 和温泉に浸かり、弘前城へ
北の郭北門(亀甲門)
隣接する植物園。どこに行っても貸切。
雨のせいか? それとも通常なのか??
二の丸南門(南内門)
石垣が外側に膨らむはらみが見られ、
大地震などて崩落する危険性から、現在修理中。
舞台から下ろされたドジな役者のように何だか情けない風貌
組み直しは着々と進んでいる。
岩木山は雲の中
この山も今日リベンジを予定していたが
雷注意報が出ているから諦めた。
市内に戻り 棟方志功記念館 へ
その後は、いつも通りの作業
17日(土)
青森に到着し8日目。
毎日ねぶた作業に関わらせて頂いた団地周辺
この港も今日が見納め。
今夜、作業が終わり次第、リュウゾウが待つ我が家に帰ります。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
正式名称は 青森市文化観光交流施設
おもわず目を見張る斬新で印象的なデザイン。
なるほど、オランダ人の建築家による設計。
この日は午後1時から作業スタート
普段(掛軸の表装)平面と直線で和紙を扱っているのですが
ねぶたは立体で足場の上からの作業となり
思う曲線がなかなか出ません。
一般市民の心意気で継続されている私達のねぶた
土日は昼一番から、平日は勤めが終わり次第
スタッフがここに集い、作業は深夜まで及びます。
皆さんの熱い想いと集中力に感心させられます。
ねぶた製作に関わってみたい
ただそれだけの単純な憧れだけで
はるか1000㌔の道のりを車を飛ばしやってきました。
全く知らない人達の中に飛び込み
夢中でお手伝いさせて頂いた8日間でした。
ねぶた団地に来て本当に良かった。
昼間は青い森を堪能
夜は優しいスタッフと共にあっという間に時が過ぎました。
22:00 最終日の作業を終え旅立ちの時が来ました。
皆さんの前での別れの挨拶も、
感無量でこみ上げる涙をこらえるのがやっと。
感謝の気持ちも言葉にならず、ごめんなさい。
高速道路をどんどん下降し、途中で日付をまたぎ
予定通り、18日のお昼に無事帰宅出来ました。