久々の山遠征は谷川岳! | 掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

久々の山遠征は谷川岳!






8月11日(木)山の日 


PM11:40 出発。行き先は約500Km先の谷川岳。


昨年11月の屋久島、宮之浦岳で100座完登が叶い

すっかり遠のいていた山遠征だったが

東京のヤス&メグが登ると聞いて急に行きたくなった。


前回の谷川岳は台風で視界悪く山容すら覗えなかった。


山本来の絶景と麓のお気に入り温泉 (水上温泉 鈴森の湯)

出来れば二度も訪ねた(遊びに?)近くの派出所と

カッコいいお巡りさんにも再会したい一心で、

真夜中の高速道路をひとっ跳び。


あけて12日(金)AM5:00 

ヤス&メグとの待ち合わせ場所、谷川岳ロープウェイ P パーキング に到着。

始発運行は平日8:00。それまで仮眠 ぐぅぐぅ




保護色


AM7:00 東京チームと再会。(昨年4月、リュウゾウヒュッテでのBBQ以来)

P パーキング の壁面へとカモフラージュ 

久々の再会なのに、そんなに父ちゃんに見つかりたくないのか⁉


ロープウェイの切符売り場は長蛇の列。

それでも流れは順調でストレスは感じませんでした。

今日は軽くハイキング気分。とは言っても日陰のない炎天下。

楽して登れる道具はためらわずに、上りも下りも使わせて頂きます(笑)





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10分で天神平に到着。さすがにリフトは使いませんので

ここから登山開始。高原のお花畑は盛りが既に過ぎた感じ。




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メグと母ちゃんが揃えば、足より先に口が動く。

溜まりに溜まったお喋り炸裂。呼吸する暇も無し。

ただ嬉しくて楽しくて🎶





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時々急なガラ場がありますが、金華山の馬の背より斜度はなく短い。

毎週末、馬の背コースを登ってる我々には

設置されているロープや鎖は登りも下りも必要なしと思われます。


急登の後は緩やかな気持ちの良い笹原の道。



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天狗の腰かけ岩。どれが? 


何処見てんだ。後ろだがや。





 

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肩の小屋に到着。真っ青な空に真っ白な雲が映えるなぁ。





 

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登山道はずっと尾根づたい。天神尾根をひたすら進むだけ。





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小屋を振り返れば視界はガスにすっぽり包まれる。







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1963m トマの耳の頂より少し下ってオキの耳








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1977m 谷川岳山頂 オキの耳

青い空が澄み渡り、ひんやりしたガスが吹き抜ける

多くのトンボが迎えてくれた。





 

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半年以上、山遠征を忘れていた私達でしたが、

山にはイケメンが付き物だと言うことも、すっかり忘れておりました。


そしてやっぱり今日も出会っちゃいました♡

向かって右の彼! 


あっ、もちろん他の2人も今さら紹介する必要もないイケメンです(汗)






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冷え冷えビールに合うものはイケメン、美女、そしてもちろんチクワですがな。

これ山頂の鉄則!!!


炎天下で日陰無しの山頂はジンジンと暑い。

しかしリュウゾウワンゲル部の罠に、まんまと引っかかってしまった彼。

30分程で下山する予定が大幅に足止めされ

我々と共に一時間以上も、この場にとどまる事になってしまいました。


ここからの展望は抜群で、楽しい会話は尽きず

ヤスが淹れてくれるこだわりの珈琲は疲れを癒す良い香り。


陽ざしが差すように強く熱中症になりはしないかとの

恐怖も感じるほど暑い山頂でしたが

立ち去りがたい幸福感に包まれた時間でした。



東京のヤスメグと4人だけの登山は何度もあるようで

実は、2012,9月 朝日岳  だけ。


あの日は本当に楽しくて、今でも鮮明に覚えている。

皆が着ていた服までも。


だから今日も、あの日と同じTシャツとスカートを迷わず選びました。

ヤスさんもやっぱりあの日と同じ赤パン


物持ちの良いふたり。

ただ他に着る服がないだけなのか??






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来た道を振り返れば、冷気を含んだミストにトマの耳が見え隠れ。





 

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ようやく重い腰を上げ、下山開始。






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陽気で優しく気配り抜群のイケメン遠藤君と、ここでお別れ。


あわよくば下山後の水上温泉で会えるかも・・ですが

健脚な彼はあっという間に下山するだろうし、

私達は相変わらず足より口が動きっぱなし。





またの再会を願いつつ出会えたことに感謝。

遠藤君、伊吹山に来る時は必ず連絡くださいね。


半年以上すっかり忘れていた

母ちゃんのイケメン山ボーイ コレクション 

(老後のひそかな楽しみ) に早速登録。




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数箇所の鎖場はこの程度。

ガラガラ浮石やツルツル黒光りした石にさえ気をつければ

鎖の必要は感じません。





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程よい道のりの楽しい登山も終盤。天神平に戻って来ました。


待ち時間なく良いタイミングでロープウェイに乗車。


下山後は今宵の宴会&寝場所を確保するべく

第一候補の みなかみ水紀行館(道の駅)に向かう。


実は今宵の宴会メンバーがあと2名。

越後のキャンカーが仕事を早々にちょろまかしやって来る。


でっかいキャンピングカーが駐車でき、静かに宴会出来る場所を

探していたのだが、第一候補で大丈夫そうだ。


そうと決まれば、父ちゃんのお気に入りの 温泉 へ。

遠藤君にもお薦めした 鈴森の湯 


この♨に来るのは3回目

2012.5月 武尊山、2012.10月 谷川岳 の下山後に立ち寄っている。

洗い場、湯船、全て 100%源泉掛け流し

洗面所も洗い場も清潔で、アメニティーも充実。

しかし残念な事がひとつ。スタッフにいっさい笑顔無し。


女性ふたりも大満足の泉質。

しかし、うかつにも一番気持ちの良い35℃の源泉風呂に気づかなかった。

川岸の露天で十分満足していたのだが

温度もかけないそのままの源泉風呂が内にあったとは!


日焼けで火照った肌と筋肉疲労にもってこいの35℃。

そんな気持ちの良い風呂に気づかないなんてトホホ 汗

母ちゃん以上にショックなのは父ちゃんだ!

これほど自慢した ♨ の一番重要な湯に入ってないとはむかっ


明日もう一度入りなおします!

 




みなかみ水紀行館(道の駅)に戻ると

越後の代官梅さんのキャンカーが、デーンと駐車していた。


早速、中にお邪魔し、かんぱーい♪


エアコンの効いた車内で贅沢なソファーに座り

登山の疲れを癒す極上のひととき。


そんな時間にうっとりしている間に・・・





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ヤス、メグは着々と今宵のディナーの準備を進めていた。


何々、ローストビーフに生春巻き、サラダ等々!

この場でちゃっちゃかと作っちゃうなんて!

さすがキャンプの達人。贅沢すぎる!




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昼間は賑わっていた道の駅も、夜になれば車の数も僅か。

谷川岳の麓とあって、山テントを広げ野営する人もちらほら。


BBQは禁止ですが外にテーブルを出して静かに宴会スタート♪


梅さん持参のお刺身は新潟湾直送便。

イカの一夜干しも新鮮で美味。


♨ 近くで父ちゃんが調達した朴ノ木の葉はお皿にもってこい。

山飯にはこのお皿。いつもその場で見つけ大活躍しています。


それぞれにワインも持ち込み、スイーツはふわふわワッフル

幸せな時間が過ぎて行きました。




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梅さんと姫に初めて会ったのは、2012.9月。


ヤス、メグと一緒に朝日岳に登る前日の待ち合わせに

利用した山形の道の駅だった。


蔵王・月山から下山した私達は、このデカキャンカーに出会い

お風呂から上がったら外で宴会をやろうと約束。


結局スコールが来て、中に入れて頂いた。


ワイン1本持参で乗り込んだキャンカーの中には優しい姫が。


八幡平と岩手山から下山し合流するヤスメグの到着が遅くなり

あの日の出会いは父ちゃん母ちゃんだけでしたが


あれから4年の歳月が流れ、6人での宴会が叶いました。




私達はいつも思う


素敵な出会いこそが人生の醍醐味。


登山を始めたことで、日本各地を訪ねる旅が始まり

それぞれの地に素晴らしい友が出来た。


しばらく会えなくても再会すれば、また美味しい酒が飲める。


そんな仲間たちが各地にいることが何にも代えがたい宝です。




谷川岳の登山日を私達に合わせてくれたヤスメグに感謝


急な誘いに墓参り日を調節し、会いに来てくれた梅さんと姫に感謝


そして遠藤君、この山で私達と出会ってくれてありがとう♡




久しぶりの山旅は、これにて終了。