魅惑の九州第二弾! 霧島山 | 掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

魅惑の九州第二弾! 霧島山




GW後半の山記事がすっかり遅くなってしまいました。


開聞岳のつづきです。




5月2日(木) 指宿のこころの湯で疲れを落としお腹も満たされ


昨夜は一晩中移動だったから、今夜はこのあたりでゆっくり♪と


思いきや・・・


父ちゃんは霧島山の登山口に向かうと言って車を走らせる。


途中のスーパーで食料を調達しながら


「ふたり(徳さん、母ちゃん)はビール飲んで寝てていいよ~」


そう・・・・・


こんな父ちゃんを、もう誰も止められない。


完全に遠征登山スイッチがONになってる 汗


東北登山のときもそうだった。


途中でのんびり観光や宿泊なんてありえないのだ。


次のターゲットの登山口に、ひたすら向かうのみ。




そんなわけで、ようやく深夜にたどり着いたのは


えびの高原 足湯の駅 akn 


真っ暗でWCの位置も確認出来ないまま、テントを広げ就寝 ぐぅぐぅ



南九州といえども、この季節、標高1200mの高原の夜は冷え込みが厳しい。


昨夜は車中だったから、やっと横になれたというのに


私は寒さで眠れなくて、ひたすら明るくなるのを待っていた。





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AM5:00 akn に車が入りだした。急いでテント撤収。

なるほど寒かったはずだ。

南国の5月なのにテントには霜が降りて真っ白 パリパリだった。


朝食を取っていると、どんどん車が入ってきて

のんびり準備をしている私達より先に出発していった。



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AM6:55 ここから登山開始。


えびの高原は、霧島山の最高峰 韓国岳の裾野に広がる高原

韓国岳の登山口はaknの目の前





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スタートと同時に全容を現す。





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20分足らずで硫黄山。 足元に鹿の親子が!

この辺りは人慣れした鹿が多く、警戒せず近づいてきます。




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三合目付近だけゴロゴロ。後はかなり整備されている。





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7:50 登り始めて1時間弱で5合目通過。

本日も快晴。視界良好。登山口(ビジターセンター)も穏やかな表情。




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8:10 大浪池の彼方に桜島の噴煙がすっきり見渡せます。





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一ヶ月後にはミヤマキリシマが開花し一面ピンクに染まるのかな。




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馬鹿でか プリン ご飯




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8:25 1時間30分で、霧島火山最高峰 韓国岳山頂 1700mの賑わい。

韓の国(朝鮮半島)までも見渡せるほど高い山との由来。



山頂は360度の大パノラマ



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以前は活動していただろうか。ドーム球場跡を思わせる。





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背景の噴火は新燃岳。その後ろの美しい山は高千穂峰


ここから見る新燃岳の噴火はそれほどの勢いもなく収束に向かっているよう

に伺えるが、依然警戒レベルは高く、登山規制があります。

本来は新燃岳、中岳経由で高千穂河原 akn に下りたかったのだが、

このルートは現在規制中。




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とても残念ですがルートを変更し、眼下の大浪池経由で下山する事にします。





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大浪池までの下りは、木道がキッチリ整備されているが、かなり急で長く

登りには使いたくない。



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霧島連峰の展望は本当に素晴らしく

火山活動、池、球場、プリン さまざまな様相が隣り合わせになっている。




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上り返して池に着く。涼風が吹き上がり疲れを癒してくれる。





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池を見ながらランチして





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何度も行き交うヘリに乾杯♪

火山活動の観測でしょうか?



そこにやって来たのは・・・



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なんと! 茨城から飛行機で鹿児島入りの素敵なカップル。

大浪池登山口からこの地点へ。

これから韓国岳山頂を目指すってことは、あの長~い木段を上るって事汗

そして明日は、私たちが昨日登った開聞岳登山です。

頑張ってください。っとお別れしましたが、

下山後の温泉も一緒でした。




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池から1キロ地点まで下ると、とびきり元気な親子とすれ違い、道の譲り合い。




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あまにり笑顔が素敵なので、ミツバツツジの下で一緒に記念撮影。

父ちゃん 「美しい人は美しい花の下で撮りましょう♪」


登山経験豊富で健康的な娘さんと、満面の笑みを湛えたお母さん。

仲の良さがひしひし伝わってくる母と娘。

とっても楽しげに登山されていたので、こちらもすっかり楽しい気分に・・。


別れ際にお母さんが投げキッスしてくれたのに、父ちゃん気づかないから

私が代わりに返しておきました ちゅう




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とても穏やかなコースに変わり、ここはのんびり歩きたい所ですが・・。

この人、急にスピードアップというか・・・ もしやトレイルラン?

いえいえどうやら早くトイレに行きたいトイレランあせる



道路に出たら、WCへ直行していると思いきや・・・


遅れて下山した父ちゃんと徳さんが見たものは

登山口で腕利きカメラマンに声をかけられ

調子に乗ってポーズを取っている母ちゃんの姿


そうです。

道路(登山口)に出た所で優しそうなオジサマふたりに声をかけられ

写真を撮っていただきました。


そして、後日、素敵な写真を送ってくださった新村さん

本当に有難うございました。


ブログの公開がたいへん遅くなりごめんなさい。




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新村さんが送ってくれた画像です。

母ちゃん余裕の笑顔ですが、この後トイレに猛ダッシュした事は内緒ですあせる




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つつじヶ丘。見頃は5月下旬頃でしょうか。




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さすがにGWだけあって下山時の akn は空き待ち状態。

この後、高千穂に行きたいと思っていたのですが、

山男と山女は人混みが大の苦手。

akn に入る為にずらりと並んだ車を見たら高千穂の混雑は

これ以上に違いないと、想像しただけで怖気づいてしまい

観光を断念し温泉へと向かいました。




掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

※地図は韓国岳山頂の標識を無断使用。


黄色の点線が本日の行程。

赤の点線が本来計画していたルート。(登山規制中

高千穂河原から、バスでえびの高原まで戻る予定でした。

(画像は拡大します。)


めぐりんバス越後のキャンカー がうろうろしているのは気のせいはてなマーク

   上やじるしクリックで拡大    上やじるしクリックで拡大


その後、麓の温泉で疲れを落とした私達は、

予備日がまだ2日有ったのに、渋滞が心配で

とりあえず帰路方向に進むことに・・・。


何処かに立ち寄りたい思いも全く無かったわけではありませんが

調子良く北上し、気づいたら関門橋を通過。


大山登山の帰りに岡山のジャイアンからお土産にいただいた

大風呂敷をゲットするために吉備SAに立ち寄ったものの

後はひたすら帰路を走りつづけ・・・


なんと翌朝4日(土)のAM4:00にはリュウゾウ宅に到着したのでした。


得意の深夜移動で帰りも渋滞はなく、ビュンビュン快適に13時間。


その間、母ちゃんはずーーーっと爆睡汗


父ちゃん、徳さん、運転有難う。本当にお疲れ様でした。


九州第二弾の山旅は、これにて終了。




それにしても、今回の九州遠征。


九州滞在時間 35時間程 登った山2つ

移動運転時間 26時間程


あっという間に帰ってきてしまったけれど

せっかくだから、もう少しのんびりしても良かったんじゃないの はてなマーク