東北登山遠征 ファイナル 飯豊山! | 掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

東北登山遠征 ファイナル 飯豊山!





山深く、険しく、美しく、東北随一の山魂と評される飯豊連峰


6月からスタートした東北遠征の最後を飾るにふさわしい手ごわい山になりそうだ。



9月21日(金)毎週の週末と同様仕事を終えて出発


日付が変わり、福島県 西会津。 JR徳沢の駅で待ち合わせたのは


今回のメンバー  菊ちゃん と 越後の殿(健ちゃん)


殿はお盆の八甲田山で劇的な再会をしてから、すっかりRWVの主要メンバーになりました。



弥平四郎登山口 akn まで4キロ程は非常に悪いボコボコ砂利道

取り付きが悪いせいか、akn は貸切。 3時間の仮眠 ぐぅぐぅ





22日(土) AM7:10 今日の天気予報は 晴れ 時々くもり



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朝露の中、テン泊仕様の大荷物でスタート。






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ここからのルートはふたつ。新長坂ルート新ルート(上の越)

新ルートをご利用下さいと書かれてあるので、新ルートを選択し

疣岩山 三国小屋経由の切合小屋のテント場を目指します。





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新ルートと言えども、いきなりびっくりするほどのスゴイ急登あせる  

まだザックの重さに慣れていないのに・・・。

こりゃぁ下りは何度も尻餅をつくこと間違いなしだな・・。





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9:20 上ノ越 水分補給して再スタート




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疣岩山から松平峠(新長坂ルート)を眺める。視界も良好♪ テンションUP矢印





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11:00 疣岩分岐





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真っ赤なガマズミが秋を告げる。 





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三国岳への稜線。三国小屋も視界に入る。






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12:00 三国小屋到着 のんびり昼食を取っていると

なにやら剣が峰方面から賑やかな悲鳴(怖くて笑うしかなかったそうです)

しばらくするとたどり着いたふたり組♪ 

70Lのザックを背負ったお姉さんにおののいた母ちゃん 

「スゴイですね!御見それしました汗


彼女 「殆ど彼が持ってくれていて何にも入ってないから10キロ程度ですよ」

そう、頼もしくて可愛い彼を連れていました。


それではお先に・・と出発したものの、このふたりは今宵の宴会仲間となったのです♪



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三国小屋から種蒔山までは七森の名の通り七つほどの山を登ったり下りたり・・。


ずっと同じような景色の尾根道。小屋での休憩が長すぎたせいが足が重く結構辛かった。




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岩場にはほんの少し秋の気配。あと10日もすれば鮮やかな秋色に変化するだろう。





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13:50 ようやく七森を過ぎ種蒔山のおだやかな稜線 一息いれながら進む

残念ながら飯豊山山頂はガスの中。


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14:15 今日の目的地切合小屋が目に飛び込む。

白砂の道を少し下れば、重いザックから開放される。あと5分のふんばり




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砂地に点在する箱庭  自然に足が止まる。






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14:20 ベースキャンプに到着。 切合小屋 テント場 500円×4人

毎度の事でテント張りは手馴れたもの。貸切なので好きな場所を選んでさっさと幕営


予想通り小屋の前まで引いてあるホースからは水は一滴も出ていなかった。


しかし、このテン場から少し下った場所にある水場から、辛うじて水が出ていた。

ペットボトル数本になんとか調達し宴会の準備。


実は母ちゃんが事前に電話をし、この小屋の情報を得ていた。

明日の23日で今期の営業は終了。来年までは無人となります。

だから飲み物は全て売り切れでありません。

そして雨が少なくずっと水場も涸れていたが前日の雨で辛うじて確保出来ることも・・。


それならばと父ちゃん、何を犠牲にしてもアサヒスーパードライだけは持てるだけ運んできた。

連日テニスの大会でお疲れモードの菊兄さんは、今回は荷物は少なめと言っていたから・・。

しかし、やっぱりタフなこの人は、しっかり持ってきていましたアサヒスーパードライ





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明日は飯豊本山から大日岳までの稜線歩き 休憩含め10時間。

厳しい行程となりそうだから早く休んで昨夜の寝不足を解消しよう・・・と、考えてる人いますか?

いやいや、まだまだ真昼間。 飯豊山らしき山も見えてきました。

しっかり腰を据えて小屋では品切れの アサヒスーパードライ をグビグビやってます。





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3時なのにもう寒い。早速帽子を被った母ちゃん。


岐阜国体のマスコットみなもくんでもなければピスタチオでもないですよ・・。

この帽子は菊兄さんからのバースディープレゼント!

可愛くて温かくて、ピスタチオになれる帽子、とっても気に入りました。ありがとう!

一緒に頂いた、殿とお揃のmont-bellクーラーボックス

何だか父ちゃんに取られた感がしているけど、この帽子だけは絶対に取られないゾ・・。




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しばらくすると、何やら聞き覚えのある賑やかな声

うん、三国小屋でのシチュエーションに似ている

と思ったら案の定  70Lのお姉さん(タカギさん)と彼(タカネ君)


このふたりは、ナント! キリマンジャロ登山で出会って友達になったそうだ。


道の駅(早池峰)を宴会ジャック (←クリック) という伝説を持つ我々4人も


このふたりの強烈な経験には興味津々。


早速キリマンジャロの話に耳を傾け、一緒に飲みましょう♪




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サウスポーのタカネ君、なにやら美味しい料理を作り始めました♪


タカギ姉さんも準備良くポリ袋に入った調理済みの野菜

(ゴーヤ・おくら・トマト・玉ネギ・栗!等など・・)

をザックから取り出しキムチベースのナベに放り込みおいしそうな香りがしてきました。


でも何故こんなに量が多いの? まさか私達とここで出会うことを予感していたの?


ふたり 「食べきれないから一緒にいかが?」  なんて期待通り 音譜  


待ってました。そのお言葉 アップ  もちろん遠慮はしません。


だってこちらは発砲スチロールのお椀だけ、ちゃっかり4個用意していますもの・・。


しかし母ちゃんも、ある意味 準備いいね・・・。

いつも作ってもらうばっかりで何にもしないけど器だけは持ってるんだ 汗


豪華野菜満載♪ 栄養満点のキムチスープ とっても美味しく頂きました。


ご馳走さま~。



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我らが殿キラキラケン坊も、フライパンを取り出しハムを焼いてくれました。 美味しかったぁ


今日は荷物少なめといいながら、菊兄さんは母ちゃんの為に

サプライズの紅白(祝バースディー)ワインも用意してくれていて、

それを殿がいつの間にか、こっそり水場で冷やしてくれていました。


頼もしく優しい3人の山男にサポートされ、なんて幸せな私感謝



なんだかんだでお腹いっぱい。


楽しいふたりとも出会えて豪勢な宴会が出来ました。


キリマンジャロの話はとても興味深く、いつか登ってみたいなぁ~と思った母ちゃんでした。


3時前から宴会していた私達は、7時にはすっかり眠くなり、各自テントで就寝 爆ぐぅぐぅ





9月23日(日) 


4時起床 それぞれがテント内でゴソゴソと準備を始めました。



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5:15 暗い登山道をヘッドランプでスタート

小屋泊まりの人達も同時刻に一斉にスタートを始めたようだ。

振り返るとヘッドランプの灯りがホタルのように美しく登山道を照らす。




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5:50 草履塚。 薄明るくなったが、ガスが深く天候危うし。雨が降る前にカッパを着用する。





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6:10 姥権現




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御秘所の岩場。雨も降り出し風も出てきた。 

滑らないように注意が必要だか鎖もあり、さほど心配なし。




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7:05 本山小屋に到着 風がかなり強くなり大日岳への予定はほぼ諦める。






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7:20 飯豊本山2105m 山頂・・・ であることは確か


先週の朝日岳とは打って変わって雨もガスもますます強く視界ゼロ。


好天ならば、飯豊本山から大日岳への稜線が、この山の素晴らしさを伝えてくれるはず・・。

厳しく深いこの連峰の一番気持ちの良い山歩きが出来る道


とても残念だが、今日はそれを望めない。予報より1日早く天気が悪化したようだ。


大日岳は諦め、さっさと下山。



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下山から1時間。 振り返ると一瞬飯豊本山が姿を見せてくれた。

でもすぐにガスの中。天気は悪くなる一方。




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姥権現を見下ろす。




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御秘所を慎重に通過し姥権現   

ここをひと登りすれば切合のベースキャンプまで一気に下る。




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雨は益々酷くなり、急いでテントの撤収。

カメラもザックの中に入れ、ここからの画像はなし。


ビールや食料がずいぶん減ったはずなのに雨で濡れたテントのせいで

ザックは昨日よりずっしり重くなってしまった。




強風で雨が痛いほど顔を叩く。

緊張しているせいか、登りにあれほど長いと感じた七森は一気に通り過ぎ

三国小屋まであっという間の下山。


小屋の中は雨宿り&休憩の人が大勢。

少し先に下山を始めたタカネ君たちふたりは小屋の2階ですっかりくつろいでいました。


この強風と雨の中、剣が峰の下山はくれぐれも気をつけてね・・・

ふたりにそう言って、お別れしました。 


いつかまた、何処かの山で会えますように・・・



私達は少しの休憩で、下山開始。


松平峠への分岐で、新長坂ルートを取る。

登りの新ルートは、アップダウンが多いのと、最初の急登が必ず滑ると解かっていたから・・。



しかし・・・・


この新長坂ルートは非常に厳しい道だった。


分岐からいきなり急な下山道


切り立ったヤセ尾根は強風と重いザックで吹き飛ばされそうで怖かったし


林に入ると、今度は狭くて滑る崩れそうな巻道・・・。


ようやく気持ちの良いブナ林に入りホッとするのも束の間

まだまだ手ごわい荒れた道も最後の最後まで出てくる。



やっぱり新ルートの方が短くておススメですね・・。




母ちゃんのカリマー ザッグカバーは全く防水機能を果たしておらず

雨水をほぼ100%ザックに通していた汗  もう信じられない むかっ

何度もブログで紹介しているお気に入りのザックなのに・・・。

 

おかげでザックの中の物まで全てびしょ濡れ  ずっしり重くなっていた。 


※ザックカバーは殆ど使用しておらず不良が認められメーカーが新品に交換してくれました。



15:40  ヘトヘトになって akn に下山  



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雨の中、カッパを脱いだり靴を脱いだり。 
頭の中は温かい温泉 のことでいっぱいなのに・・・。

ここで終わらないのが菊兄さん! ひとりだけコッヘルを取り出しお湯を沸かし始めました。


母ちゃんが背負っていった素麺セット(そうめん、つゆ、薬味)。

結局食べずに下山しちゃったから、ここで食べようって作ってくれました。


雨も降っているし疲れたし、何もこの場所で食べなくても・・・と内心思っていた母ちゃん

しかし温かいそうめんは最高に美味しくて誰よりもガッツリいただいてしまいましたあせる

土砂降りでも強風でも、どんな状況でも心から山と遊べる菊兄さんは本物の山男だ。

西会津温泉 温泉 ロータスイン 400円  源泉掛け流し 


濃厚な塩分でしっとりスベスベ 文句なしの最高に素晴らしいお湯でした。




東北遠征シリーズは、一応これにて終了


4度の遠征で計13座を達成!


山と温泉の旅を通して東北を深く知る事が出来ました。


特に温泉は素晴らしい! 泉質も価格も大満足!




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東北の山をずっと一緒に旅したのは、リュウゾウではなくて、このワッペン


菊ちゃんのソフトテニス仲間達の復興支援ワンコイン運動


がんばれ東北! この言葉を胸に飛び出した私達。


東北の山と温泉で出会った爽やかな若者、無邪気な子供達、優しいお年寄り・・・


この地で逞しく生きるみんなの笑顔に励まされたのは、私達の方でした。



東北の山と温泉は最高だべ  みんなも出かけてけろ~



リュウゾウ 「これは! ボクの大好物 栗かな?」


答え: 飯豊山下山中、ブナの森にたくさん落ちていた 栃の実です。 






東北遠征は、これにて完結 


(残す一座は雪の会津駒ケ岳。泰造さんがプロデュースしてくれるはず・・。楽しみだな♪)



おしまい。