東日本大震災 | 掛軸工房 (株)五番館の仲間たち

東日本大震災



今回の大震災が発生してから、しばらくブログは自粛しようと思っていました。

報道で流れる被災地の状況に胸が痛み、ブログを書く気も起きなかったこともあります。

今回直接被害のなかった岐阜にいる私が、暖かい部屋に居ながら

「被災地の皆さんにお見舞い申し上げます」なんて軽々しく書くのはおこがましいと感じていました。


でもブロ友の皆さんの温かい記事を読んで、ブログで伝えられることがあれば

そして自分なりに出来ることがあれば書いていこうと思いました。


まず、間違った情報をブログで流さないようにくれぐれも注意していきたい。


日本がここまでの被害に見舞われたことは今までないので

今後どのような状況になるのか皆わからない。

今は救助が最優先。その後の復興にはかなりの年月がかかるだろう。

原発の不安もある。

戦後の復興のように長期戦になることは間違いない。

そしてこれは日本に住む人すべてに起きた被害だと認識するべきだと思う。

被災地から離れていても他人事ではなく日本で起きた大惨事なのだから

皆で痛みを共有しなければ。

日本にいるみんなが心を合わせて強く乗り越えなければ・・・



直接被災にあっていない私達に出来ることがあれば速やかにそれに従う


まず節電。物資の送付。募金。出来ることを指示に従いやっていきたい。

物資に関しては、指示に従わないと混乱を招いたり逆に迷惑になる

常に被災地の方を想い、自分本位にならないように気をつけたい。


昨日、避難所にいる女性のインタビューを聞いた。

夫、子供夫婦、孫と連絡が取れていないという彼女は、

とても冷静に穏やかにこう答えていた。

「避難所に小さいお子さんがいます。粉ミルク、紙おむつを届けてほしい。」

自分の身内と連絡が取れないのに、避難所の子供達を気遣っていた。

TVを見ていると、避難所の方々が冷静に自分達で助けあっているのに胸を打たれる。


懸命の救助にあたっている方々には本当に頭が下がります。

お疲れでしょうが、どうぞよろしくお願いします。


日本は今まで多くの国々で支援活動をしてきました。

今回、海外50カ国以上から救援要請があり、すでに現地入りしていただいてる国もある。

本当に有難いことです。


日本人は本来思いやりのある優しい国民性だと思う。今はみんなが力を合わせる時。

被災地にいる人、救援にあたっている人達のことを常に想い出来る事を皆でやっていきたいですね。