「ええっと、もう一度できるかという事です。
英語だと、、、んー、can do again かな?」
実現する、という英単語が思いつかなかったが
会話を前に進ませたくて無我夢中で別の表現を考えた。
「Now I see. サイゲンね。」
ウーシャにも知らない単語、あるんだ。
それはそうか。日本人だって知らない日本語があるのだから。
でも知らない言葉があってもこれだけ普通に会話できるのか。
僕は英語の会話や文章の中で知らない単語が出てきたら、
それが気になって、もう内容全てを理解するのは
無理だと諦めてしまっていた。
そういう時の対処法もおいおい聞く事にしよう。
彼は続けた。
「サイゲンするための方法がいくつかあります。
それができればあなたは英語を話せるようになります。
私もそのやり方で英語と日本語をマスターしました。」
とても気になる、やってみたい。
そんな願望が強く湧いたが、一つ問題があった。
それは、仕事が不規則で決まった時間に通えないという事だ。
その事情を説明すると、ニッコリ笑って彼はこう言った。
「No ploblem. 1日10分、教室に来なくてもOKです。」