ガンマナイフ治療の流れ | 脳動静脈奇形(AVM)闘病の備忘録

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脳動静脈奇形破裂後の記録

こうして、9月後半にガンマナイフを受けることになりました。

 

私のガンマナイフ体験談の前に、まず簡単に一般的なガンマナイフ治療の流れを。

 

通常ガンマナイフ治療は2泊3日で行われます(ガンマナイフは2日目)。

ガンマナイフ当日は以下の流れです。

 

フレーム装着

局部的に強い放射線を当てる繊細な治療ですが、フレームを付けることによって0.1ミリ単位の照射が可能になるので、とても重要。頭部の4点に直接ネジのようなもので固定することによって装着。

 

各種検査

造影MRI、造影CT、(脳血管障害の方は)アンギオ等々、フレーム装着下で必要な検査を行う。病院によってはMRIやCTは前日(入院当日)にやって、ガンマナイフ当日は造影剤なしのCTとアンギオのみでよい場合もある(ちなみに私のところもそうでした)。

 

医師による治療計画作成

検査で得られた画像を基に、医師が照射位置情報をガンマナイフ装置にインプット。患者はその間はフレーム付けたまま待機します。

 

照射

フレームを装置に固定して頭部が動かない状態で、医師のインプット通りに自動的に照射される。患者は寝てるだけ。

 

照射終了後、フレームを外して終わりという流れです。

 

ガンマナイフ治療が決まった際、個人的にはフレームの装着が痛そうだということと、アンギオ後は例の6時間絶対安静が待っており、その最中に照射を受け、場合によっては照射後も時間になるまでは安静を続けなければならないのが憂鬱でした。

 

しかし、まさか自分のガンマナイフ治療が上記の流れ通りにならないことになるとは、その時は思っていませんでした。。。