1989年1月8日に始まった「平成」が今日で終わり、今晩の午前12時を持って「令和」が始まるそうである。メディアはこぞって天皇退位を中心に平成の出来事や皇室関係のニュースを伝えている。代代わり記念の○○などと商魂たくましく売りだそうする人々、これに神社仏閣まで乗っかって喧しいこと。まるで大晦日の騒ぎであるが、別にあと1時間で新年を迎える訳ではない。こんなムードに水を差すわけではないが、人々に伝えなければならない内外の重大なニュースが、天皇退位・平成終焉・令和の始まりのニュースに隠されてしまうのではないかと心配もある。

振り返れば、30年前の1月8日の平成の始まりの日に亡妻の葬式を出した。前の晩、つまり昭和天皇崩御の日、葬儀社が刷り上がった会葬御礼はがきの日付が昭和64年1月8日になっているのを気遣い、急いで作り直しましょうと言って来た。いやかまわん、この会葬御礼はがきは歴史上存在しない日付の貴重な1枚になる、と言ってそのまま使った。さて、もらった会葬者はどう思われたろうか。お別れの言葉を読んでくれた6年生は、正しく平成1年1月8日と読んだ記憶が残っている。

平成の始めはかなし春落葉

大型連休の始まりは雨である。無職の二人暮らしには黄金週間といっても特別の予定も計画も無く、特別の感慨もない。休み中に亡父の墓参りに帰ることぐらいだ。寒暖の差が大きく、服装や寝具の調整にとまどうが、外では草木の成長が著しい。南側の裏山との間に3メートル幅の小径があり、その向こうは常緑樹の森になっている。3月の終わり頃からしきりに常磐落葉が舞っていたが、すぐに芽が吹き今では薄緑の若葉が目にしみる。といえば詩的な世界だが、樟若葉の茂みが窓から2メートルほどに迫っている。以前、台風の時に我が家の屋根に触れそうな樟の枝を市役所にお願いして伐ってもらった。いっそ根元から切り倒してほしいと頼んだが、道路や住宅に実害が生じない程度にしか枝打ちは出来ないと言って、伸びた枝だけ伐採してくれた。その後また新しい枝が伸びて、恐ろしいほど我が家に迫っているのである。この雨で、一日一日葉が茂り枝が伸びるだろう。今年も市役所に伐採を頼まなくてはならない。

南窓にどっと攻め来る樟落葉

           

1.健康、医療番組

2.健康食品・健康機器のCMなど、テレビチャンネルを回せば毎日ものすごい情報が流れている。これらを見ると、病気になりそうだ。