『シックス・フィート・アンダー』華麗なる最後 | シェーンの海外ドラマ&洋画をこよなく愛する

『シックス・フィート・アンダー』華麗なる最後






とうとう、海外ドラマの名作である



『シックス・フィート・アンダー』が



本当のフィナーレ・最終回を迎えてしまいました。



「これで見納めかと思うと寂しい」と思っていましたが



これほどまでに完成度の高い終わり方をされると



満足感と達成感でいっぱいです。



今まで色々な海外ドラマのフィナーレを観ましたが



はっきりと断言できるほど



『シックス・フィート・アンダー』の終わり方は



ベスト1と言えるほど素晴らしく



そしてクオリティの高いエンディングでした。



実はこんなに気持ちよくフィナーレを迎えてくれた



海外ドラマはホント珍しいのではないかと思ってます。



どんなドラマでも最初面白く評判が高いが



徐々に中だるみが起こり



そして無理やりにフィナーレを迎えるといった



作品が少なくは無い、正直そんなドラマもありました。



「え、そんな終わり方、ありかよ!」って思った



エンディングしか観たことがない方もいらっしゃるのでは?



この『シックス・フィート・アンダー』のフィナーレは



そんな終わり方はしません。



『シックス・フィート・アンダー』の終わり方は



番組のテーマである"生と死"について



ひとつの答えを出してくれたのだと思います。



生きているものにとって



大事な人の死は耐え難いものであり



誰の心にもある亡くなった方へ依存してしまう気持ち。



最終話まで一貫して"葬儀屋の死を扱ったダークな作品"



であった『シックス・フィート・アンダー』が



フィナーレエピソードのタイトル「未来」の名の通り



最後の最後まで"未来への希望"を訴えたところが



なんとも切なく、素晴らしいの一言でした。



そんなテーマを今まで描き続けた



『シックス・フィート・アンダー』が出した答えは



"生と死に向き合う中で自分自身を探していくことが



人生の目的"なんだなと。



その答えがフィナーレのエンディングロールに全てまとめられているところが



とっても気持ちの良い、そして完成度の高い終わり方でした。



人生の目的を持つこと、この意味をあのような表現で訴えてくれた



『シックス・フィート・アンダー』には



敬意を持って、ベスト1エンディング賞を授与したいほどです。



最後のエンディングロールに流れた曲



Siaの「Breathe Me」も最高でした。



エンディングをipodに入れちゃいました。



もう一度エンディングを観たい方はYnuTubeで観れますよ。



もちろん最後だけ観ても分かりませんので



観たことが無い人は観ずに



ドラマを1話から観てくださいね。



たった63話しかない斬新で強烈な一級品の海外ドラマ



『シックス・フィート・アンダー』を是非とも皆さん



ご覧下さいね。



あぁ、これでまた名作が終わってしまった・・・



でも明日からは、例の友人から



僕の大好きなリアリティショウの『アメリカン・アイドル』と



『アメージング・レース』を借りる予定なので



楽しみです。