足早に駅の階段を駆け上がって、
来ていた電車に飛び乗った。
イヤホン耳に突っ込んで
ノリノリ系の曲聴いてみるけど
頭に入ってこなくて
切なーい中村舞子とかNoaの曲聴いて
なんか、しっくりきた。
何これ?
私ふられたの?
毎日見る電車の窓硝子の景色だけは相変わらず同じで
それに少しいらっとした。
このまま知らない場所に行きたい。
何も考えたくない。
とは、言うもののたかだか15分程度で最寄り駅には着く。
駅の近くの駐輪場まで、すたすたと頭の中からっぽ状態で歩いた。
しょうちゃんは、私と身長は7センチくらいしか変わらない。
それなのに私は、ワンピースに合わせてヒールが7,8センチがあるサンダルを履いてきてしまったので、
駅前の靴屋でぺったんこのパンプスを
購入して駐輪場で履き替え
ヒールの高いサンダルを自転車のカゴに放り込んでいた。
その、自転車が目の前にある。
昼間は、
これから会える!
初めての飲み以外でのデート!
楽しみすぎる!
今日こそ告白するぞ!
と、わくわくドキドキの気持ちでルンルンだった。
空は晴れてるのに、ちょっと雨が降ってた。
だけど、これから彼に会えることを考えたら、そんなの気にならなかった。
そして、今、、
私の自転車のカゴの中にはあのヒールのサンダルが突っ込んである。
それ見て、バカだな私って思って
涙がやっと出てきた。
ふられた
ふられた
溢れ出る涙を拭う気にもなれず、
自転車のペダルをしっかり漕ぎ
一人暮らしのアパートへむかった。
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