2013年度最初の注目興行ってことで…3試合に焦点を当てていきます。
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先ずはWBO世界S.フェザー級タイトルマッチ。
王者のローマン"Rocky"マルティネスに挑むは…ファン・カルロス・ブルゴス。
激闘の末、結果は…ジャッジ三者三様のドロー…。
マルティネスが辛くも防衛に成功、ブルゴスは長谷川選手へ挑戦した時以来、
2度目のタイトル挑戦に失敗…。
116-112マルティネス、117-111ブルゴス、114-114ドロー。
マルティネスはこれで26勝16KO1敗2分、
ブルゴスは30勝20KO1敗1分。
両者共にHBOデビュー戦だったそうです。
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昨年9月のミゲール・ベルトランJr.戦に続いて微妙は判定試合となったマルティネス。
『良い試合だったよ。最初の8Rは俺が勝っていたと思うんだ。終盤はきつかったよ。強いパンチも貰ったしガス欠気味になってしまったね。でも前半は完全に勝っていたし貯金出来ていたんじゃないかな。』
WBOから再戦指令も出そうな雰囲気ですな。
マネージャーのリベラさんも言及。
『もしブルゴス陣営が望んでWBOが指示すればリマッチをやる。ビジネス的にも再戦は盛り上がるだろう。でも他に選択肢があるなら、トップランクにはディエゴ・マグダレノもいるしね。1位にランキングされるだろうし対戦の可能性はあるね。』
粟生選手へのチャレンジも噂されたマグダレノ兄。
いよいよ世界戦も近付いてきましたかな。23勝9KO無敗。
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一方…穏やかでないのがブルゴス。
『マルティネスは勝利をプレゼントされただけだ。我々は勝つ為に全てを出したよ。間違いなくダイレクトリマッチの権利はあるはずだ。良い試合だった。絶対に勝っていたと思ったけど、ジャッジは違う観方をした様だね。結果を出すにはKOするしかないんだろう。判定になれば又彼の手が上がるだろうしね。』
『価値ある相手だったよ。強くて勇気があって前に出てきたし。良いパンチを何度か当てたけどタフだった。ガッツもあるしよく生き延びたとは思う。』
穏やかでないって程でもないっすな。
次は"GGG"ゴロフキンが2度目の米国リング登場!
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チャレンジャーのガブリエル・ロサドの外見の怖さと自信もあって、
試合直前には楽しみになっていた試合でしたな(笑)
結果は…7R2分46秒…GGGがストップ勝ちを収めております!
米国、そしてHBOで2連続KO勝ち。又してもアピールに成功した感じですな。
"GGG"ゴロフキンはこれで…25勝22KO無敗。12連続KO勝利中。
ロサドは21勝13KO6敗。
5Rには見せ場も作ったロサドでしたが…やはり相手が悪かったか…。
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そしてよりアクティブに試合をしていきたいと言うゴロフキン。
早くも次戦の予定が出ておりますが…何と3月30日!ヨーロッパで試合を予定。
2013年は5試合すると豪語しており…6月にはビッグマッチを望んでいるそです。
そしてメインイベント!注目のホープ、"Mikey"ガルシアが、
歴戦の王者、オーランド・サリドに挑んだ一戦!
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8R終了後、サリドの頭突きによりマイキーは鼻を骨折していることが判明し、
負傷判定へ。
79-70、79-69、79-69と大差判定でマイキーが新王者に!
スロースターターと言われるマイキーでしたが、この試合では序盤から積極的。
1Rに早くも左フックをヒットさせ2度のダウンを奪います!
更に3R、4Rにもダウンを連取。
32歳のベテラン王者もしぶとく食い下がりますが、マイキーに翻弄され続けてしまいました。
31勝26KO無敗、25歳の新王者。
『こういうアクシデントはよくあることさ。今回チャンスを貰えて凄く嬉しかったんだ。サリドにもリマッチの機会を与えたいね。』
…。
何て爽やかさなんだ!
『鼻を折ったのは今回が初めてだよ。息をするのがしんどくなってドクターに見てもらった。でもあのまま戦い続ければ良かったと思ってる。試合自体はずっとコントロールしていたしね。計画通りに上手く戦えていたからね。』
今後について…リマッチとは別に意外な名前を出しております。
『ユリオルキス・ガンボアと戦いたい。彼が望むウェイトで試合をするよ。彼が130から落としてきても良いし、僕が126から上げても良いしね。彼と戦いたいんだ。』
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そしてお兄ちゃんでもあるトレーナーのロベルト・ガルシアさんも。
『ガンボアは素晴らしいファイターだ。スピードとパワーを兼ね備えた良いボクサーだよ。でも勝てる要素はある。マイキーのスピード、スキル、そしてパワーがあればガンボアが相手でもいけると思うんだよね。そして勝つことが出来たら凄く意味があるだろう。ガンボアは前回130で戦ってるから、128とかまぁ130でも良いし。是非実現させたいんだ。』
まぁ…強い奴とやりたいってのは良いことですけど…ちょいと待ってください。
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元王者で本当は昨年対戦するはずだった…"Pelenchin"カバジェロさんを忘れちゃ困ります(笑)
『ガルシアに俺と戦うだけのガッツがあると良いんだが…。WBOの新チャンピオンになったんだろう?対戦相手候補の中に俺が入っていると良いんだが…。』
…。

…。
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又、話が脱線しかけましたな…。
とにかく鼻を骨折してしまったマイキー。
医師の見解です。
『鼻をチェックしたら酷い骨折だったんです。息が出来ない状況だったし、あのまま続けさせることは容認出来ませんでした。だから我々としては試合を終了させる決断に至ったわけです。』
納得が出来ないのはサリド。
『ヘッドバットはそんな骨折させる程のものじゃなかったはずだけどな。追い上げていたしもう少しで捕まえられると思ったんだ。奴らのコーナーもストップさせる雰囲気があったじゃないか。7R位にはもう諦めが見えていたよ。もう少しだった。後5Rあったら捕まえることが出来た。』
ガルシアはあくまで冷静に。
『鼻が折れたことは分からなかったね。でも頭突きによる痛みはあった。どちらにせよ僕が圧倒していたしユナニマスデシジョンだからね。』
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何処までも納得がいかないサリド(笑)
『俺だって鼻を折りながら戦ったことはある。気分が悪いね。ベルトを盗まれた様だ。マイキー・ガルシアが本当の王者ならリマッチのチャンスをくれるはずさ。彼は疲れていたしパンチのパワーもなくなっていった。後数ラウンドあればストップ出来たはずなんだ。自分のことを王者だと思うのは勝手だけど、医師の力じゃなくて本当に俺を倒さない限り、俺が王者だ。本物のメキシカンは途中で諦めたりしないからね。』
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しかし少し時間が経過すると冷静さを取り戻したか…サリド(笑)
『悪い夜だった。1Rにダウンを喰らって回復出来なかったから驚いたよ。段々ペースを掴んでもう少しってところでバッティングがあって試合が終わってしまった。俺にとってのベストラウンドはあの後来るはずだったのにね。まぁこれもボクシングさ。良い準備をして臨んだけど、ガルシアも良く戦っていた。彼の方が優れていたね。』
『ヘッドバットについては申し訳なく思う。完全にアクシデントだった。』
リマッチを望む想いも変わった様です(笑)
『チームメートからもリマッチの交渉をしてくれるって聞いてるんだけど、130ポンドに上げてプエルトリコのローマン・マルティネスに挑戦したいと思っているよ。上手くいけば5月にメキシコで戦って、9月にマルティネスへ挑戦したいね。』
…。
コメント飛び飛びのサリド(笑)
これで39勝27KO12敗2分。
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最後はもう1度カバジェロさん情報!…(笑)
"Pelenchin"カバジェロさんは…4月20日にルーマニア出身でアマ実績のある…
ビオレル・シミオン(16勝7KO無敗)とWBCシルバータイトルをかけて戦うそうです。
勝者がポンセ・デ・レオンへの指名挑戦権を得るってわけですな。
ポンセは3月2日、プエルトリコ出身、強打のプロスペクト、
ジェイソン・ベレス(20勝15KO無敗)との防衛戦が決まっております。
カバジェロさんは…2011年大晦日に横浜で試合をして以来、試合枯れ…。
『ポンセ・デ・レオンかマイキー・ガルシアと戦うよ。もし奴らがリスクを負う覚悟があるならだけどね。』
…。
そういえば…プロモーションは50セントとまだ辛うじて繋がっているとの話しもありますな(笑)
シミオン戦へ向けての練習は、ベガスのメイウェザージムで、ジェフさんと一緒にやるそです。
歌うカバジェロさん♪
シャドーカバジェロさん!
脱線(笑)
先週末の試合、更にトピックスもやりたいですが…今週も忙しいですかなぁ…(涙)
チャオー。