カーンvsジュダーは7月23日!New Updates! | Go↑kunの海外ボクシング記♪

Go↑kunの海外ボクシング記♪

ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

今日は涼しかったですねぇ…。東京の最高気温も26℃だったとか。
これ位なら、過ごしやすいなぁ。

さて、楽しみな一戦が迫ってますね!S.ライト級の統一戦です。
WBA王者のアミール・カーン(25勝17KO1敗)とIBF王者のザブ・ジュダー(41勝28KO6敗)が激突。

両者の情報、声…ピックアップです。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=41765#ixzz1SiuHWZYP

殆どがカーンの情報なのですが…ジュダーさんの情報から(笑)
ご存じ、ザブ"Super"ジュダー、波乱の半生は凄まじいものがあります。
マティセ戦の前かな…書いた記事、かなり反響がありましたので、再度、載せましょう(笑)

http://ameblo.jp/go7go14/entry-10676250623.html

まぁ、不良だったんですね(笑)

現在は33歳になったジュダー。

若い頃はイスをリングに投げ入れて、グローブをジェイ・ネイディの首元に押し付けて…
6か月の出場停止…

更にジューにストップされた後に大暴れして、喰らった罰金は、$46,000.-…

メイウェザーJr.に強烈なローブローを喰らわして、$217,000.-を払い、1年間の出場停止…
この時、リング上での乱闘騒ぎを治めたのは警察でしたからねぇ(笑)
そして、冷静に状況を見つめるメイウェザーJr.…(笑)

そんなジュダーさん…まるで"Big"ジョージ・フォアマンの様に…神を見た…とのこと。

『ラスベガスに来た時、最初は楽しむ為だけに来たんだ。だけどここに住むって決めて、俺も人生を変えないとなって気付いたんだよ。』

『人生を変える為には、神を見付けなければならなかった。ラスベガスの様な街でどうやって神を?って多くの人に聞かれるけど、俺には出来た。』

『あまり知られていないけど、ラスベガスはアメリカの町の中でも教会の数が多い場所なんだ。それも大きかったね。』

以前の暴れん坊キャラからは180°変わったジュダー。過去のことは勿論、ご本人も反省しているご様子。

『俺を知るってことは俺を愛するってことだ。ザブ・ジュダーでググってみてくれ。ストリートファイトとか喧嘩の話題ばかりが見付かるよ。』

『でもああいうことは若い時には良くあるだろ?多くのことを反省しなければならないけど、1人の男として前に進む為にってことだよ。これからは色々なことをポジティブに行なっていきたい。』

最近では、元世界王者のディフェンスマスター、パーネル"Sweet Pea"ウィテカーに師事し、
注目を集めてますよねぇ…。ご自分のことを"科学者"と言うウィテカー(笑)

『ウィテカーと一緒にいられることは本当に名誉なことさ。俺のデビュー戦は1996年なんだけど、ウィテカーのアンダーカードだったんだぜ。』

『彼は史上最高のPFPファイターの1人だし、最もディフェンスが上手いファイターの1人だ。彼の様な男が俺のコーチだなんて最高だよ。』

『素晴らしいコミュニケーションが取れているし、俺は常に100%集中していられるんだ。俺達はS&Sチームって言っている。Super JudahとSweet Peaでね。』

『彼は最高の戦略を練ってくれる。彼は科学者で俺が彼の生徒なんだ。俺にとってはウィテカーはNo.1だよ。』

『史上最高のディフェンシブファイターが俺についているなんて最高だろ?』

S&Sチーム!!Super Judah & Sweet Pea!!かっけぇ(笑)!!


ここからは…カーンの独壇場です…。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=41754#ixzz1SivDO7OY

思えばコロンビアのハードヒッター、ブレイディス・プレスコットに痛烈な1RKO負けを喫したのが、
2008年9月。それ以降、世界最高トレーナーとして名を馳せるフレディ・ローチに師事していますよね。

『フレディと一緒にいるってことは、集中して、ハードに練習をして、頭を使って、そして戦術に沿って戦うということなんだ。』

『彼はいつだって完璧を求めてくる。全てのリスクを回避する様にね。勿論、試合の中でリスクを背負う必要がある時もあるけど、必要ない時もあるってことさ。』

『僕にはスピード、パワー、そして動きがある。更に経験を積んでいる段階だから、ミスを冒してはならないんだ。』

『ボクシングは芸術なんだ。僕のスキルをしっかりと出せれば、試合に勝てるし、もっと簡単に試合をこなすことも出来る様になるはずさ。』

『打たれることが多いファイターもいるし、激闘型もいるけど、僕は自分のスキルを活かせれば、他の多くのファイターより簡単にボクシングの試合が出来るはずなんだ。』

『フレディのお蔭で、気付くことが出来たんだよ。』

ジュダー戦が決定する前は、最も対戦の可能性が高かったのはWBC、WBO王者のブラッドリーでしたね。
カーンはまだ不満がありそうです。

『イギリスでの収益50%をブラッドリーにも渡すっていう破格のオファーを出したんだけどね。普通イギリスの分は100%僕に入るんだよ。ジュダー戦だって100%僕がもらうんだ。』

『ブラッドリーは多くのお金を稼げたはずだ。彼にとってこれまでとは比較にならない位のファイトマネーだったはずなのに、奴は蹴ったんだ。勿体無いよね。』

『奴はただ負けるのが怖かったんだろうね。タイトルを失ったら、奴は何者でもなくなっちゃうからね。』

『奴は人気もないし、チケットも売れないし、ビッグネームじゃない。2つのベルトを持っているっていうだけだ。』

『今となっては、奴が僕から逃げたことはみんなが知っていることだし、リスペクトも失ってしまったよね。』

『まぁ…今回獲得するIBFの王座が、僕を階級No.1の評価にしてくれると信じているよ。』


更に英国で行われたホープ対決、マレイvsミッチェルにも言及。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=41740#ixzz1SivphzE6

無敗だったマレイは何度もカーンに対戦を迫ったことで知られていますよねぇ…。

『マレイは負けちゃったのは残念だったね。僕達は1度、結構なファイトマネーでオファーを出したんだけど、受けてくれなかったからね。ミッチェルに負けたことで、彼がどのレベルにいるか良く分かったよ。ワールドクラスじゃないってことさ。もう1人のローカルファイターに負けちゃったんだから。僕に対戦を呼びかけるのも良いけど、話にならないよ。』

…マレイに加えて、ミッチェルも酷評…。まぁ今は階級も1つ違いますけどねぇ…。


どんどんいきます!

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=41767#ixzz1Siwhf6s3

ラスベガス入りした直後の両者のインタビューかな。

カーン:
『みんな僕が有利だって思っているみたいだけど、僕自身は簡単な試合になるなんてこれっぽっちも思っていないよ。』

『ザブ・ジュダーはとても危険だし、ハードな試合になる。頭を使って、フレディ・ローチの言うことに耳を傾けて、ミスを冒さない様に戦う必要があるんだ。』

『僕はマニー・パッキャオと3年位、スパーリングをしている。彼はスピードもパワーも半端じゃないし、更にサウスポーだからね。彼とのスパーリングが今回の試合に役立っているよ。』

ジュダー:
『試合がどの様に終わるかの予想は出来ないな。それが出来るなら、有り金を全部賭けて、億万長者になりたいよ(笑)』

『勿論、勝つのは俺だと思っているし、劇的な勝利になるよ。』

『毎朝、目覚めた時に、勝利を祈っているし、俺達戦う2人が、そのままの状態でリングを降りれることを祈っているんだ。』

『これはデスマッチじゃないからね。2人のスターが戦うボクシングの試合なんだ。2人ともそれぞれにゴールを持って次のレベルに進もうという試合なんだよ。』

まじかぁ…ジュダーさん…。紳士的過ぎる…(笑)


次もカーンのインタビュー。かつてKOされたプレスコット、そして判定で勝ったマクロスキーが、
9月10日に戦うことに関してコメントを出しています(笑)

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=41738#ixzz1SiwDz7XZ

マクロスキーは22勝12KO1敗、プレスコットは24勝19KO2敗。
WBAのタイトルエリミネーターとのことですが、このクラスそう簡単には挑戦とはならないでしょう…。
でも…普通に好カードですよね!

カーン:
『良い試合になるんじゃないかな。マクロスキーがプレスコットに勝つと思うよ。マクロスキーの方が単純に優れたファイターだと思う。結構簡単に勝つんじゃないかと思うよ。この試合はWBAのエリミネーターなんだって?でも僕とやる前にマルコス・マイダナとやらなきゃダメだよ。まぁどっちが勝ってもマルコス・マイダナには勝てないと思う。僕はスーパー王者だからね。』


更にカーン。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=41771#ixzz1SiwWWLVx

『PFPランキングで言ったら…僕は他の英国人ファイターより遥か上にいるはずだと思ってる。みんなもそう思うだろ?HBOだって僕が英国最高のファイターだって思ってるはずだしね。一番スキルがあって一番エキサイティングなファイターだってね。』


続いては…この注目カードが当然メインイベントなわけですが、アンダーカードも紹介。

http://www.boxingscene.com/?m=show&opt=printable&id=41748#ixzz1Siw19vSu

先ずは注目の中菱級ホープ、"Kid Chocolate"ことピーター・クイリンが登場!
24勝18KO無敗のホープが対戦するのは、ジェイソン・レホウリアー(LeHoulier)(21勝8KO5敗1分)
本来、タービス・シムスと対戦予定でしたが、怪我でキャンセルした模様です。
ここは"Kid Chocolate"の圧勝劇が期待されますね。

更に2008年の米国五輪代表で無配のホープ、ゲーリー・ラッセルJr.も登場!
16勝10KO無敗のホープはまだ23歳、元世界王者のマウリシオ・パストラーナを1RKOで下す等、
注目が集まっています。フェザー級8回戦で予定される相手は、エリック・エストラーダ(9勝3KO1敗)。

フィラデルフィアのブライアント・ジェニングス(8勝4KO無敗)は異色のヘビー級ホープ。
スポーツ万能で高校時代はアメフト、バスケットボール、そして陸上競技で活躍…。
身体能力は相当に高そうです。ヘビー級6回戦でセオロン・ジョンソン(5勝5KO1敗)と激突です。

そしてお馴染み、ジェームス・カークランド(28勝25KO1敗)が石田選手に初の敗北、
それも1RKO負けを喫したことで日本でも有名になりましたが、復帰第二戦を行いますね。
相手はアレクシス・フロロス(15勝11KO3敗2分)もう負けは許されません…。

まだまだホープは出ます。フェザー級のロニー・リオス(14勝6KO無敗)は、
アマで豊富な実績を持つ21歳。2度のナショナルタイトル、そしてゴールデングローブも制覇。
メキシコのノー・ロペスJr.(8勝5KO8敗)と戦います。

充実のラインアップですね!


又です、チャオ♪♪