ジュダーvsマティセ・・・プレッサー!! | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

こんばんは、アゲイン。

11月6日と言えば…延期されたファンマvsラファエルの日程とご記憶の方が多いと思います。
しかし、同日にこれまた大注目の試合が行われますねぇ!!
S.ライト級のワンマッチとして、ザブ"スーパー"ジュダーvsルーカス・マティセ!
激戦のS.ライト級、ブラッドリー、アレキサンダー、カーン、マイダナ、オルティス、
コテルニク、日本無敵の亀海選手等など、注目の階級ですが、
この2人も相当ヤバいです(爆)
言わずと知れたジュダー、メイウェザー戦の序盤はスピードで上回っていた様にも見えたし、
コット戦も序盤は強かった、伝説のKO負けを喫したコスタヤ・ジュー戦なんかも、
1Rは圧倒してましたもんねぇ^^ベストウェイトのS.ライトに戻し、
前回のサンタクルス戦では芸術的なアッパーで、強さを再び見せてくれました。
対するマティセ。あまり有名ではないですが、戦績がいかついっす^^
27勝25KOだったかな。情報によると、超ビッグネームとスパーをしても、
互角以上に戦うとか、最近にしては珍しく、幻想漂うファイターですねぇ^^
マルティネス、ナルバエス、マイダナと面白いファイターを生み出すアルゼンチン出身ってのも、
雰囲気を出しますよねぇ!

海外ボクシングファンなら間違いなく必見の試合、記者会見の記事です!

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【以下ニュアンス訳】

キャシー・デュバ(Super Judahのプロモーター?):
『ニューアークのプルデンシャルセンターでHBOと仕事をする為にハードな交渉を続けてきた。HBO、そしてGBPと仕事を共にし、この試合を実現出来ることを嬉しく思うよ。ルーカス・マティセには、この試合を受けてくれて本当に感謝している。ザブ・ジュダーは140ポンドに戻り、再びこの階級を支配することを目的としていることを名言してるんだ。7月に久々にプルデンシャルセンターで試合をして凄いインパクトを残してくれたし、今回再びここで試合をする。ボクシング界にとっても良い夜となるよ。』

ザブ・ジュダー:
『俺は戻ってきたぜ。ルーカス・マティセ、試合を受けてくれてありがとう。人生とは成長することだ。年を取れば熟成していく。俺も人生で最高の時、そして最低の時を経験した。そして今、俺は別の道を歩もうと決断したんだ。俺は今までやれと言われたことをやらなかったり、色々と道を踏み外したこともあったけど、俺は変わったんだ。俺は息子のザブJr.の為に良い見本とならなければならないしね。ルーカス・マティセは凄いファイターだ。試合も観たよ。ハンドスピードがあって、コンビネーションも凄い、そしてアグレッシブだよね。でもルーカスの対策は万全さ。最高の試合を見せるよ。彼は若いしこれからのファイターだ。今までの試合でも数多くのKOを見せてきた。でも彼がKOしてきた連中とザブ・ジュダーを比較するのはナンセンスだろ?俺はアルゼンチン出身のカルロス・バルドミールに負けたことがある。だから今回は勝つよ。アルゼンチンの皆には悪いけどね。』

デビッド・イツコビッチ(GBP):
『ルーカス・マティセは米国での知名度はまだそれほどないかも知れないね。でも最近それ程有名じゃなかったアルゼンチン人がインパクトを残しているのを知っているだろ?セルヒオ・マルティネス、そしてマルコス・マイダナだ。我々はルーカス・マティセが次代のアルゼンチンを背負って立つファイターになることを信じている。最近、シェーン・モズリーとスパーリングをしたんだけど、シェーンは本当に驚いていたよ。マティセはここ10年でシェーンが観てきた中でも最高のファイターだってね。マティセは秘密兵器さ。11月6日に遂に皆さんにばれてしまうけどね。前戦はロジェリオ・カスタネダ相手に1RTKO勝ち、その前はビビアン・ハリスを相手に4RTKO勝ち。27勝25KO無敗1NC、KO率は93%。27戦やってるけど、4R以上戦えたのは1人だけさ。※』
※1失格勝ち、NCは偶然バッティング、しかし後に1RKOで勝利。

Q:
デヴォン・アレキサンダーがティム・ブラッドリーとの統一戦を選択すると、彼の持つ一つのタイトル(IBF)が空位になるという噂があります。そうなるとこの試合が王座統一戦になる可能性も囁かれてますが、それもこの試合を望んだ理由ですか?

ジュダー:
『いや、それは関係ないね。俺がこの階級を去ったのは負けたからじゃない。ウェルター級での新たなチャレンジをする為に自ら決断をしただけだ。王者のままで去って、又戻ってきたから王座を狙うんだ。誰もが時間の問題だって思ってるだろ?一つだけ奪い返すのか、それとも全部にするのかは俺次第だ。時々俺はわがままになるから、全部のベルトが欲しくなるだろうけどね。』

マティセ:
『俺はこの試合に向けてとてもハードに準備をしている。IBFの王座がかけられるかも知れないっていうのは初耳だよ。どちらにせよ俺はしっかり練習をするだけだ。この試合は俺のキャリアで最も重要な一戦だからね。良い試合になるだろうし、タイトル戦になろうが俺は勝利を目指すだけだよ。』

Q:
プロ転向後のラウンド数を比較すると、ザブ・ジュダーは262R、マティセは70Rとだいぶ差がありますが…。

マティセ:
『プロとしての経験ラウンド数を比較したらそれはそうだろうね。でも何故か知ってる?俺のパワーのせいでもあるんだ。俺は殆どKO勝ちしているからね。決してKOを狙っているわけじゃない。練習では8R~12Rのスパーリングをしているしね。だから早く終わってしまうのは、俺のパワーのせいだろうね。』

Q:
最後に何かあれば。

マティセ:
『ザブ、この機会を与えてくれてありがとう。ファン達に最高の戦いを届けよう。最高の準備をしてきてくれ。試合後に何の言い訳も聞きたくない。お前が凄いスピードを持ってることも知っているし、才能があることも知っている。お前はスーパー・ジュダーだからね。でも11月6日まで待ってくれ。お前は俺のパワーを知ることになる。』

ザブ・ジュダー:
『聞いてくれ。ザブ・ジュダーとルーカス・マティセを比較しよう。パワー?両方ともありそうだね。KO率も高いし。スピード?才能?スキル?勝負にならねぇぜ。奴はそれらをリングで知ることになる。11月6日、神のスピードを是非観に来てくれ。』

以上

神のスピード(^.^)楽しみですね!

チャオ♪