パブリック VS マルティネス ポストファイト! | Go↑kunの海外ボクシング記♪

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ボクシング…勝者と敗者のあまりにクッキリとしたコントラスト…。魅力的な選手達のバックグラウンド、ボクシングビジネスの側面、プロモーター達の思惑、選手の声、あまり入ってこない海外ボクシング情報を書きたいと思います!宜しくお願い致します!

バレロのショッキングなニュースで沈んでおりますが…
※バレロ記事23:05更新してます。
週末の好試合ポストファイトです。

WBC、WBOミドル級の新王者となったセルヒオ・マルティネス(45勝24KO2敗2分)は、
見事なテクニックでケリー・パブリック(36勝32KO2敗)を下しましたねぇ!
動画ダウンロード成功しましたが700MB近くあるのでどうしようか迷ってます^^

マルティネス:
『ケリー・パブリックは偉大な王者だと信じていたけど本当にそうだった。あの様に血まみれになっても戦い続けるなんて本当にハートが強いんだと思う。』

ルー・ディベラ(マルティネスのプロモーター):
『ケリー・パブリックはいつも通り強いパブリックだったね。彼は本当に良く戦ったと思う。彼は信じられない程強いハートとガッツを見せたよ、偉大な王者だった。流れとしてはスピードとアウトボクシングでマルティネスが上回ったよね。パブリックの強烈なパンチは怖かったよ。パブリックの方が大きく強かったけど、スピードとスキルの差で勝利したんだ。マルティネスは強いパブリックに勝ったんだ。パブリックは何かをしようと必死だったよ。マルティネスは良く動いて角度を付けてパブリックに追わせる展開にした。その為にはスピードがカギだったんだ。途中からパブリックは動きも落ちたし出血もあったから有利になった。タフな試合だったよ。』

パブリックは病院直行したそうですね…。

ロー(パブリックのマネージャー):
『3R過ぎた辺りから調子良く戦ってたよ。少しペースを上げてジャブでも打ち勝ってたと思った。ジャブが効果的だと思ったからジャブを出して外側からパンチを当てれれば勝てると思ったんだ。それが作戦だった。じっくりと時間をかけていけば捕らえられると思っていた。実際に良い感じだったしね。ケリーにこの調子だと伝えていた位だからね。最初の3Rだって特にイライラすることもなかったし良いペースになっていたんだ。ただ9R~12Rまでは手が出なさすぎたね。』

マルティネス:
『確かに4R~7Rまではパブリックの動きが良かったよ。タフな試合になるとは分かっていたけどね。何故なら彼は偉大な王者だし常にベストを尽くすからね。パブリックのパワーというのはkの試合で間違いなく重要な要素だった。だから俺はそれを乗り越える必要があったんだ。試合中に効いたパンチはなかったよ。でもパブリックは一発のパンチで試合を終わらせる力があるから常に気をつけなければならなかったけどね。9R以降の攻勢?作戦の一つでもあったんだ。俺がリングでやることに偶然なんてことは一つもないからね。ガードを下げたり、対戦相手に微笑んだり、話かけたり、レフェリーに話かけたりね。俺は対戦相手の全てを研究して最善の準備をするんだ。9R以降はより集中的に攻めていくつもりだったんだ。』

ロー:
『パブリックの右目のカットは深かった。血も流れて目の中に入っていた。ヤバい傷が2つあったんだ。言い訳はないよ。調整は問題なかったし良い試合をしたと思ってる。マルティネスは自分の戦略通りに戦ったと思うしね。』

マルティネス:
『王者になりたかったら最後まで力強く戦わなければならないんだ。パブリックは俺の集中力についてこれなかったんじゃないかな。俺の戦略はパブリックのミスを付くことだった。それが活きたよ。』

ディベラ:
『パブリックがリマッチを望むならミドル級で戦うよ。もしパブリックがリマッチをしたくないなら今後考える必要があるね。そうなったら第一候補はアントニオ・マルガリートだ。154ポンドのベルトをかけてね。ビッグマッチになるよ。ボブ・アラムが望むなら是非実現させたいね。』

マルティネス:
『俺はどちらのウェイトでも問題ないよ。154ポンドでは対戦相手がいなかったからね。だからミドル級のキングと戦って勝ったんだ。だから俺がどちらで戦うべきか皆で決めてくれ。』

ロー:
『ケリーは160ポンドでまだ戦えると思う。ボブ・アラム、キャメロン・ダンキン、そしてケリーの親父で話し合って何をすべきか決めるよ。世界が滅びたわけじゃない。勇敢なボクサーと戦って負けただけだ。』

マルティネス:
『発展途上国に育った俺はボクシングに出会い人生が変わった。貧乏だったけど大きな夢を掴めたんだ。俺はボクシングに全てをかけたし、絶対に世界王者になれると信じていたんだ。』

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誇らしげな新王者!マルガリートに負けたのは…2000年2月!
リマッチはあるんでしょうかねぇ。そしてもう一敗はこの前のウィリアムス戦。
更に引き分けはほぼTKO勝ちだったシントロン戦とデビュー3戦目の4回戦時…。
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マルティネス、75年2月生まれの35歳ですよぉ!凄いなぁ…。
アルゼンチン生まれながら、現在の拠点はスペイン…。良いボクサーだ!

チャオ♪♪