日曜日。

停電があまりにも多く、日曜出勤を余儀なくされた。


休憩時間、食堂でテレビを見ていた際のこと。


HONDA技研が開発した2足歩行するロボット「 アシモ 」が来越し、

この国の国営テレビ局も アシモのイベントを生中継。


球場の様な会場は満席。

さすがに アシモくんだけでは間が持たないのか、ダンサーがロボットダンスをしたり

歌手が歌を歌ったりとプログラム多数。


その番組を見ていた一人が

「 これ、リモコンなんでしょ? 」と尋ねてくる。

「 リモコンもあるのかもしれないけど、アシモ自体にプログラミングしてるんじゃない? 」

「 ふ~ん。でも、人間みたいに仕事するんだよねぇ? 」


実はこちらのCMで、アシモがレストランの様な所で働いている映像が流れてる。


「 それは、難しいだろうね。」

「 じゃぁ、何のために作ったの? 」

「 今まで、二足歩行が出来る、人間みたいな形のロボットって、なかったんだよ。」

「 ふ~ん。。でも、自分で考えることが出来るんでしょ?」

「 そこまでは出来ないよ。」

「 じゃぁ、これ、アシモがしゃべってるんじゃないの?」


その時はアシモが流暢なベトナム語でMCとやり取りをしている最中だった。


「 アシモは話せない と、思うよ 」


まる子供と話しているようで、夢を壊していいものかどうか考えさせられた。


その時、日本と変わらぬバックミュージック。「 日曜からの使者 」。

残念ながら、「 シャララ~ラ。」の繰り返し。

うちの子供たちも好きな歌。

まだ、日本にいた頃、子供たちが良く、車の中で歌ってた。


ホノボノしながらも、なぜか、寂しくなった。。