みなさんこんばんは満月

昨日で小田急線の

不二子・F・不二雄車両も見納めだったみたいですね。


そんな今日は、ドラえもんの話を・・・。

以前、同人誌で

ドラえもんの最終回を描いた話をご紹介しましたが、
(コチラ→http://ameblo.jp/go4321zerojp/entry-10567029457.html


実は昭和49年に、

不二子不二雄先生が、

ドラえもんを

本当に最終回にしようと思って

描いた話があります。

ドラえもんのコミックス第6巻の最後に収録されているお話です。


僕が初めて読んだのは中学生か高校生か

その位だったと思うんですが、

いまだに涙無しには読めません。


ちょっとだけ、ご紹介・・・

途中の画像はアニメの同話のもの探してみました。




ある日、

いつものようにジャイアンにいじめられて帰宅するのび太。

そんなのび太にドラえもんは、

「未来へ帰らなければならなくなった。」と伝えます。

油田 豪のぶっさんブログ

ドラえもんとの別れを嫌がるのび太を

パパとママがなだめながら、

その晩、のび太の家ではドラえもんの送別会を行い、

油田 豪のぶっさんブログ

ドラえもんとのび太は二人で夜道を散歩する事になりました。


ドラえもんはのび太の事が心配で、

「一人で宿題やれる?

ジャイアンやスネ夫に意地悪されてもやり返せる?」

と聞きます。


そんなのび太はドラえもんを安心させるため、

「一人でちゃんとやれるよ。約束する。」

と言います。

その言葉を聞き、ホロリとするドラえもん。

油田 豪のぶっさんブログ

のび太に涙を見せまいと、一人その場を離れます。


しかし、ドラえもんがその場を離れている間、

寝ぼけたジャイアンがたまたま通りかかり、

のび太とケンカする事になります。

のび太は、

「ケンカならドラえもん抜きでやろう。」

と言い、正々堂々とジャイアンに挑みます。


当然ボロクソにやられるのび太。

しかし、

この日はボロボロになりながらもジャイアンにしがみつき、

こう言います。
油田 豪のぶっさんブログ
「僕だけの力で君に勝たないと・・・

 ドラえもんが安心して・・・

 帰れないんだ!」



このシーンだけはいつ読んでも涙がでます。

個人的にドラえもん史上最高の名場面だと思います。



さて、この続き、

果たしてのび太はジャイアンに勝てるのか?

ドラえもんは本当に未来へ帰ってしまうのか?

皆様の目でお確かめ下さい。

ドラえもんの第6巻にこの話が、

さらに巻をまたいで7巻に後日談が載っています。



あ、ちなみにドラえもんは総集編も沢山出てるので、

「感動編」的な総集編を買えば全部載ってると思います。


それでは今夜はこの辺で・・・満月