みなさんこんばんは満月


ツイッターの方でも同じネタを書いたんですが、

欧米には七夕の風習が無いらしいので、

「年に1回しか会えない幸薄いカップルを

国民総出で冷やかした挙句、

自分の願い事まで叶えてもらおうとするなんて、

日本人はクレイジーだぜ。」

とか考える欧米人がいないかと、

激しく無駄な心配をする油田です。



さて、今夜は七夕のお話。

ちなみに今夜のお話は、

七夕ロマンぶち壊しまくり

の長文ブログなので、

ご了承下さい。


まずは、七夕伝説から・・・

星空の神様「天帝」の娘である織女(織姫)は、

天の川の西岸に住み、

着物を織るのが仕事で、日々、仕事ばかりしてました。

仕事ばかりしている織女が

いきおくれないか心配した天帝は、

織女のために婿探しをしました。


一方、天の川の東岸に

牽牛(彦星)という、牛飼いの青年がおり、

よく牛の面倒を見る、働き者でした。

牽牛の仕事ぶりに感心した天帝は、

織女と引きあわせ、二人もお互い気に入ったため、

結婚することになりました。


ところが、二人は結婚した途端、

天の川のほとりで

イチャつく日々を過ごし、

仕事を全くしなくなりました。

牽牛と織女は

ニートになってしまったのです。


これを見た天帝は

「お前たち、そろそろ仕事をしたらどうだ?」

と聞くのですが、二人は口を揃えて、


「明日から本気出す(`・ω・´)キリッ」


と言うばかりで、全く働きません。


二人が全く仕事をしないので、

織女の織り機には埃がつもり、

牽牛の牛はどんどんやせ細っていきました。

業を煮やした天帝は、二人を天の川の両岸に引き離し、

二人が会うのは年に一回だけ許した。というお話です。


個人的に、このお話を知ったとき、

とりあえず牛が可哀想だと思いました。



そして余談ですが、

織姫は「こと座」の「ベガ」という星、

彦星は「わし座」の「アルタイル」という星を表し、

二つの星の距離は16光年あり、

二人が光の速さで走って

お互い近づいていっても、

出会えるまでに8年かかります。


短冊の願い事とか叶えてる場合じゃないと思います・・・。



ちなみに僕は七夕が嫌いなわけでは

ありませんのでご了承下さい。


それでは今夜はこの辺で・・・満月