ウェブサービスをつくっているとターゲットの考え方として
キャズムを超えろ!
と言ってくる人がいる。キャズムってなんだ?
購買層を次のように分類した時に
BとCの間にある溝をキャズムという。
A:イノベーター(innovators)
新しい技術が好きで、実用性よりも
新技術が好きな人。オタク。
B:アーリー・アドプター(early adopters)
新しい技術によって、競合相手などを
出し抜きたいと思っている人々。
C:アーリー・マジョリティー(early majority)
実用主義で役立つなら新しい技術でも取り入れたいと
思っている人など。
D:レート・マジョリティー(late majority)
新しい技術は苦手だがみんなが使っているなら
自分も使わなければと思う人たち。
E:ラガード(Laggards)
新しい技術を嫌い、最後まで取り入れない人々。
この考え方をする以前に重要だと思うのが、C以降の市場の大きさ。
(A、B層の段階ではそこまで市場の大きさは変わらなく見える)
例えば、ウォシュレットの操作をリモートでコントロールできる
iPhoneアプリを作ったとしよう。
ウォシュレットは海外だとそんなに
普及していないので国内だけ考えるとして
国内4000万世帯(一人暮らし含む数)の中でも
せいぜい5軒に1軒あれば良いところだろう。
とすると、800万世帯。
その中でさらに男性/女性でウォシュレットの使用率等を考えると
(男性はうん●してもちゃんとキレイにウォッシュしない人が多いと思われる)
せいぜい、600万世帯
つまり、MAXで600万世帯=600万アプリがダウンロード数としてはMAXなわけである。
(1世帯で1人がスマホを持っていると仮定)
一つ315円でアプリを販売したとして、全員買ったとしても
315円×600万DL=約20億円
おそらく市場をすべて持って行くというのはほぼ不可能に近い
(少しでも狙い目の市場だと分かると競合参入があるため)ので
結局はその半分とれていいところ。
つまりどれだけ頑張っても
10億円そこそこにしかならないのである。
一方で、これがドアの自動ロック開閉のアプリだとしよう(もう既出だと思うが)
同じ値段で販売した場合、
315円×4000万DL=約120億円
さらには海外でも販売が見込めるわけである。
こう考えると、
最初のターゲットをどこに定めるか
がいかに大切かが分かる。
ただし、収益性が高い(高い利幅)、他の目的(別サービスへの流入狙い)等を目的とする場合は、話が変わってくる。
また、既に大きなビジネスが見込める市場には当然ライバルが多いため
これから大きくなりそうな市場(メガトレンドとなりうる市場)をみつけ
早いタイミングで、差別化、囲い込みできる手を打って行くか、これが重要だと小生は考えるのである。
あくまで単体で成り立つビジネスを目指す場合の一つの考え方。
PS
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