弁当屋時代、フードビジネスコーディネーターの学校でナチュラルハーモニーの代表の河名秀郎さんの無肥料無農薬の自然栽培の授業を聞いてからなんで野菜には肥料をあげないといけないんだろう?って当時「常識」て思っていたことを疑うようになって、どうしても無肥料無農薬で野菜を育ててみたい!と思ったのが今の農業を始めた大きな理由です。
来年から蓮根農家になるために、今蓮根農家で修行中ですが、教わっている社長は無肥料無農薬に大反対です。
それならここで修行したということは一切言うな!俺が笑われる!
無肥料無農薬なんて言うのは宗教だ!信者だ!
とさんざん言われています。。
その言葉には愛があり、社長は私のことを思ってくれて言ってくださっているのはとってもよくわかっています。
私も肥料のこと、農薬のことも悪いとは思ってなくて、いいところもたくさん知りました。
でも私が農家としてスタートしようと思っている場所は(そこも社長には大反対されていますが・・・)30年以上も使われていなかった谷津田。
めちゃくちゃ荒れていますが、農薬も肥料も30年以上の間使われていなかった、まさに自然に戻っている場所。
無肥料無農薬栽培をするには絶好の場所です!
そこでやるからにはやっぱり農薬も肥料も絶対に使いたくない!っていうのが私のモットーでした。
でも蓮根社長や他の人にも開墾に時間と労力がかかりすぎると大反対され、ならばこの場所でもやりつつやりやすい広い場所でも有機で蓮根つくろうかなとも正直少し心が動いてもいました。
なので初心に戻ってもう一度河名先生の講義を聞きに行こう!と
ちょうど横浜で種についての講義があったの参加してきました。
種から見て、肥料がどうしてよくないのか、F1、遺伝子操作、遺伝子組み換えの種とはどんなものなのか、
どういう経緯で作られているのかを知りました。
F1はメンデルの法則を使って血の遠いもの同士を組み合わせてお互いの優性の性質を出させるというものらしい。
例えば甘い品種だけど皮が薄くて扱いにくいものと甘さはないけど皮が厚くて丈夫な品種を掛け合わせる。
その時にそれぞれの形質を持つ純系同士を掛け合わせることが大事で、まずは同じ品種同士を掛け合わせてできるだけ純潔のものを作る。血の近いものどおしを掛け合わせ続けるから極限まで弱い品種になる。最後に遠い品種と掛け合わせ優性の性質のみが現れる品種ができる、というものらしい。
ただし優性の性質のみが現れるのは1代目のみ。
2代目になると隠れていた劣性の性質が現れるため、F1の種の種は使えない、ということになるらしい。
2代目になるとF2というらしいが、これがF10ぐらいまで頑張って育てるとどんどん祖先の遺伝子に近づくらしい。
が、そこまで普通頑張れないですよね・・
なのでF1は1代のみと言われているらしいです。
F1の品種を作るのに自己受粉しないように雄しべを取ったりととても地道な作業が必要です。
そこで効率性を上げるために雄性不稔の品種が欲しくなります。
自然界でも突然変異でそういった品種が時々できます。
そういった品種を利用したり、ない場合はそういった突然変異をわざと起こさせるために放射線を当ててみたり薬剤をかけてみたり、イオンビームを当ててみたり、いろいろなことをしているようです。
遺伝子操作、もう神の域です。
そこまでしていいのかどうか…。
そしてついに遺伝子組み換え。
化学の力で遺伝子を組み替え、例えば特定の除草剤に対抗できる品種を作ってその除草剤と一緒に販売したりしているようです。。
そんな遺伝子組み換えをした種にはそもそも毒性はないのか?
できた作物は除草剤が思いっきりかかった作物です。
その除草剤には発がん性物質があるといわれていて、一部のヨーロッパの国では使用を禁止されています。
日本では遺伝子組み換えでないという表示を見るので、そう書かれていないものはそうではないのかな?と思いがちですが、
それを表示しなくてもいい食品もたくさんあります。
特に油。
大豆やナタネ油など、ほとんどのものが遺伝子組み換えのものを使っているでしょうとのことです。
そして牛や豚、鳥などの飼料、これらもほぼ遺伝子組み換えの種を使ってできたもの。
そういった飼料を食べてきたお肉やその動物の糞などが肥料になっているんですね‥。
色々と怖いお話を聞かせていただき、無肥料無農薬栽培の必要性をさらに強く感じた1日でした。