今日はやっぱりこんな天気になってしまったので、
おうちで昨日のバーゲンの品・・・
読みあさってました。
流産経験が3回、4回目の妊娠で出産に至った方が、書いた本なので、すらすらと読めました。
2回の初期流産を繰り返した、私とも同じ感情が書いてあり、しみじみと、そのときの気持ちを振り返りました
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何個かに1個かの割合で、不完全な精子と卵子がある。このような精子や卵子が受精してしまった場合はうまく育たなくて、自然に育たなくなってしまう。母体に問題があるということではなく、自然淘汰。これは、しかたのないこと。 心の奥底にある不安を打ち消すように、この説明を何回も自分に言い聞かせた・・・
(本文より) ![]()
うんうん。確かに1回目のときは、まだ何も知らずに、突然の症状で、それほど重くは受け止めてなかった。
次はダイジョウブって思ってたから・・
このあたりから、私の宗教的妊娠活動が始まったっけかな・・・
半分は、意地と執念。 なくしたものが無性に欲しくなるっていう、衝動、おさえきれない気持ちが、沢山だった。
再び妊娠・・そして流産。 今回の流産も 「どうしようもないこと」 「しかたのないこと」だったのだろうか・・
(本文より)
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私も、2回目のときは、何から手をつけたらいいのか、自分がこの先、どうしたいのかすらわからなくて、妊娠もあきらめモードになったな・・・
「多くの女性が何の苦労もなく妊娠して、出産しているのに、どうして私にはそれが出来ないのだろう・・」
流産がわかってからの苦しい時期を支えてくれたのはやはり夫だった。自分にとってもっとも大切なのは私がいることなんだと、何度も繰り返し、繰り返し言ってくれた。
私は心底から 「この人と一緒になってよかった」 と思った。
(本文より)
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私にも、旦那が言った言葉で忘れられない言葉がある。
ソウハ手術後、 「ごめんね・・」 という私に 「お前が元気だったら、それでいいよ」 と・・・
そういってくれた旦那と、一緒になってよかったって思ったことももちろんだけど、こんな旦那だからこその子ども
だから、絶対に産みたい
って思ったな。。。
普段は真剣に話す機会はあまりないけど、流産後、私の好きにさせてくれた。
高い費用をかけての不育症検査。 パートをやめてグーダラしてること。
本当にありがたい。 感謝してます
相手に悪気がないってわかっていても、傷ついてしまうことはあった。
結婚して、1年のうちに、2回も流産したことをいうと・・ 「あなたの場合、妊娠するだけいいじゃない。あなたの場合、妊娠はするんだから、神経質にならないほうがいわよ」
(本文より)
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これは、確かに言われる・・・もちろん言う人は悪気はなく、励ましの言葉の1部にすぎない・・・
でもね。。。ちがうんだな。。。
コレばっかりは、同じ傷みに気づかないと、何回、説明しても、理解を求めてもダメなんだな・・・
だから、しなくてもいい悲しい経験だけど、同じ境遇の人に会うと、なぜか嬉しくなるんだな
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今現在、自分でも冷静に、辛い過去を思い出すようなことをしてる、できてるって・・・
自分に今は、びっくり
時間が解決してくれる唯一のお薬だっていうのもそうだけど、人間の気持ちってすごい
なぁ・・って改めて認識してます。
この場を借りて、今、こうやって同じ境遇で励まして頑張ってる人、そばでわがままきいてくれる旦那さま。
本当に感謝します
ちょっとずつだけど、まだ落ち込むときもあるけど、前向きに過ごせていること、嬉しいです![]()

これからも、どうぞよろしくおねがいしまっす
