退院。
MTFとFTM の ふたり。15日間の入院生活頑張りぬいて
無事退院しました。
オトコの印を切り落とし、オンナの印を作る。
オンナの印を縫い合わせ、オトコの印を作る
ために尻の肉を切り取り腕に埋め込む。
連日、全く創造だにできない痛み、不自由さと戦う
彼、彼女たちとずっと一緒にすごしてきました。
その根性に頭が下がりました。
そして
オトコって、オンナってなんだろう、、、
考えてしまいました。
パッポンではオンナを越える美しい元オトコたちが光り輝いています。
カラダを交えても まったく気がつかずにいる男もいるといいます。
「レディボーイ」
執刀したドクターは、
「この子たちは女の子なのです。だから手術して
ホントの女の子にしてあげるんです。」
今回、もっと考えてしまったのが オンナからオトコ。
卵巣子宮全摘出して、胸取って、男性ホルモン打ってヒゲはやして。
これでもう 気が重くなります、、、
そしてさらに、
「男だったらぜったいについているべきものだから。」
陰茎へのこだわり。
崇拝という感覚にも近いだろうか。
「そんなに、都合よく元気になってくれるもんじゃないし、
パンツの中にオシッコこぼしちゃうことも多々あるし、、、。」
そういう感じで 弱気な感じになってしまいます、、、、
いや、むしろ これから オトコのカラダをつくる人たちは
それくらいに思っていたほうがいいかも知れません。
ついていたって しょうもない男は山のようにいます。
そして そんなひとたちも 男なんです。
「男たるもの何をなすべきか。」
というテーマを大切にしていきましょう!
ボクなんか47年 ちんちんぶら下げてますが、
こいつのおかげでなんかあったかといえば、
全裸になってみんな笑かしてきたってことくらいですよ。
ま、自虐ネタはおいといて。
とまれ、
男の子と結婚したくてしかたない男の子が、
スカートはくのが苦痛でしかたなかった女の子が、
晴れて自分の気持ちが収まるカラダに限りなく近づきました。
おめでとう。