やるせないのだ、、、、、
大学の同級生が 己の命を自ら絶った。45歳だぜ!紆余曲折カメラマン続けてきてなんで今更なんだ。
お互い貧乏学生だった頃、関西から出てきた F は、畳の底が抜け、全体的に傾いた風呂なしアパート。真冬に、流しでママレモンで頭洗っているようなおバカ。ガタガタふるえて「泡切れがいい!」って言って。俺は実家だったからバイトもしたことないけど、見かねたお袋が弁当二人分つくってくれたらわざわざ容器を洗って返しに来る律儀なやつだった。そのくせカメラは 当時最高峰スペックのミノルタX1モーター。こいつ すげー!って思ってた。夏休み、加古川のご実家に遊びに行ったこともある。20年前だ。阪神甲子園パークのプールに行って、ステージで畑中葉子が「後ろから前からどうぞ!」を歌ってて、下半身がどうしようもなくなって指がシワシワになるまで浸かってた。そのあと甲子園球場で雷雨にあってまた全身びしょぬれになった。琵琶湖に「鳥人間コンテスト見に行った。
携帯無くしてるような俺には 同期のなかで一番最後に連絡が来た。どうしようもなく 落ちた。
悲しくて、くやしくて、。
フリーカメラマンは かっこよく言えば賞金稼ぎ。仕事ないときは 傘張りしてる侍だ。買ってもらえる傘もないのが今の世の中でもある。やるときはやる。だめなときは どうしようもないヘタレ。仲間に助けられてここまでやってこれたしこれからも。
F のタスキは俺が受け取った。お前の分も呑んでやるぜ!
南無大師遍照金剛 合掌。
今週号でミルマスカラスの記事やってまーす!